
体験者:みみさん 年齢:27歳 職業:会社員 パートナー:あり
ご応募の動機:イクという感覚を掴んでみたくて。
みみさんの体験談
コメントをお読みいただければ、お分かりになるかと思いますが、今回の体験では、翌日に「フォローアップメール」をお送りした時点で、体験者のみみさんから、膣内に痛みが出てしまったというご報告をいただきました。
幸いにも大事には至らず、みみさんからは、「体験談もすぐに書きます」と、ご連絡もいただいたのですが、このような状況での執筆は難しいのではないかと考え、相談をさせていただいた結果、体験談についてはパスして、僕からのコメントのみの投稿にするということになりました。
お怪我のこともそうですが、今回の体験では、本当に反省すべき点が多く、自戒の意味も込めて、できる限り正直に、当日の様子を再現することを試みました。
今回のことを受けて、近日中に、開発中の怪我の防止策および安全対策について、公表させていただくつもりです。
なお、「体験報告」は、これまでと同様に、体験一ヵ月後のフォローアップメールをお送りした時点で、ブログにアップしております(注: 体験は、緊急事態宣言が発令される前に行われました)
ケンタロウからのコメント
みみさんは、Twitterで「中好き!」のことを知り、ご応募くださいました。
みみさんには、旦那さんがいらっしゃいますが、ほとんどセックスレス状態で、現在は、いわゆる、セフレの方がいらっしゃいます。
旦那さんとも、セフレさんとのエッチでも、外イキ、中イキともに経験がなく、そもそも、「イクという感覚」自体がよく分からないということで、体験を希望されました。
体験当日、待ち合わせ場所に立っておられたのは、小柄の可愛らしい女性。
お互いにマスク姿だったので、一度外して確認し合うと、マスクの下の笑顔も、めちゃくちゃキュートです!
「フラペチーノ・テスト」をクリアして、ホテルにチェックインしてから、入念にうがいと手洗いを行い、念のためにアルコール消毒も行います(前日と、当日の朝の体験チェックも、もちろん済ませています)
そして、いよいよ体験開始、まずは、カウンセリングから行います。
そこで分かったことは、みみさんは、幸いにも、これまでに、女性のことを考えて、丁寧にエッチをしてくれるお相手に恵まれていたということでした。特に、今のセフレさんは、クンニリングスも、時間をかけてしてくれる方だということです。
ただ、そうしたエッチの中でも、胸も乳首も、ほとんど感じることがなく(「ああ、触れられているな」、という感覚しか持てない)、クリトリスでも、気持ち良さは感じても、イクという感覚を得られたことはないそうです。
それでも、大変濡れやすく、膣内を愛撫されたり、ペニスを挿入されて奥を突かれると、気持ち良さは感じられますし、特に、寝バックの体位だと感度が増すというお話でした。
お話をお伺いした瞬間、苦戦を予想しました。これまでの経験からいって、乳房や乳首への愛撫で、ほとんど何も感じられない女性は、性的興奮のスイッチが入りにくく、その後のクンニや膣内マッサージでも、感度が上がりにくい傾向があるからです。
ただ、そこをカバーできるのが、催眠の力です。ですから、丁寧に催眠についての説明を行い、催眠のかかり具合を高めることを試みます。
実際に、被験性テストを行ってみると、悪くない反応です。そのまま、催眠誘導に入り、深化を進め、運動支配の暗示から始めてみると、実にスムーズに反応します。
「あ、これは行けるかも!」と思ったのですが、次に試してみた、感覚移動や、感情支配の暗示への反応が期待ほどではありませんでした。
その後も、ご本人に気付かれない形で、術の中での被験性テストを行いましたが、軽催眠レベル、運動支配までが、今日の、みみさんの限界であるとの判断に至りました。
そこで、無理に深追いはせず、「リラクゼーション催眠」で、催眠状態での気持ち良さを味わっていただくことに専念しました。
こうしてリラックスしていただき、催眠状態を味わっていただくことで、その後の性感セラピーの効果が増すからです。
その後、催眠を半覚醒して、一緒に入浴し、チョコレート・タイムの後は、性感セラピーに入っていきます。
まずは、最近、再導入したマッサージからスタートします。身体の「ある部分」を、じっくりとほぐすことで、クリイキや中イキの際に、下半身に必要な力をこめることがし易くなるのです。
そのマッサージを行いながら、雑談をする中で、みみさんから、ご自身の身体に関する、あるお話をお聞きしました。身バレにつながる可能性がありますので、その内容を明かすことはいたしませんが、どうやら、みみさんは、皮膚が強いというか、皮膚に与えられた刺激の感度が人よりも少し低いみたいなのです。そのことが、もしかしたら、性感にも影響を与えているのかも知れません。
さて、マッサージが終わった後は、パウダーを使って、全身の感度を上げていきます。いつもよりも時間をかけて、指先を、綺麗な、みみさんの全身に走らせていきますが、ほんのわずかな反応しか現れません。
スペンス乳腺尾部や乳房、乳首も愛撫してみましたが、ほとんど同じです。
そこで、体外式ポルチオを試してみましたが、「振動が中に入っていくのは分かります」という、冷静な言葉が返ってきます。
そこから、クンニを行ったところ、「気持ち良いです」という反応が返ってきましたが、決して強いものではありません。試しに、ウーマナイザーを使って刺激を与えてみましたが、こちらは、逆に、くすぐったさが出てしまい、感じられないご様子です。
そこで、少し早いとは思いましたが、指を、みみさんの膣内に滑り込ませ、マッサージを施します。
すると、指先が膣奥に届いた瞬間から、明らかに、みみさんの反応が変わりました。呼吸が荒くなり、小さいながらも、喘ぎ声が上がります。
そのまま、数ヶ所の性感ポイントをマッサージし、そのいくつかの場所で、催眠のカウントアップを使いながら、性感を高めていきました。
下半身にググ~っと力が入り、脱力するということを、何度か繰り返しますが、見たところ、イってはいないご様子。
最後に、一番、膣内への刺激を強く入れられる箇所に、ピンポイントで愛撫をしてみましたが、それでもイクことはできませんでした。
それから、再び、クンニからのウーマナイザーを試したり(やっぱり、くすぐったさが前面に出てしまってダメでした)、挿入してから、一番感じやすいという寝バックを試してみましたが、結局、中イキの初期段階にも、達していただくことはできませんでした。
力及ばず、久々の完敗です。
ですが、一通り、性感セラピーをさせていただいた中で、課題も明らかになりました。
ご本人にもお伝えしましたが、今の、みみさんは、膣奥を刺激されたときに、ようやく性的興奮のスイッチが入ります。
もちろん、それまでの愛撫によって、身体の方には、十分に反応が起こっているのですが、性的興奮が足りないために、性的な気持ち良さにはなりにくいのです。
体外式ポルチオを刺激したときの反応は、まさに、そのことを表していますし、膣奥で感じられてから、乳首やスペンス乳腺尾部を愛撫すると、先程までにはなかった気持ち良さを感じられていましたから、やはり、感度の低さは、性的興奮の少なさと比例しているのでしょう。
そこで、みみさんに、次のような質問をしてみました。
「これまでにお付き合いした恋人や旦那さん、あるいは、今のセフレさんでも良いのだけれど、『私、男性のこうしたところに興奮するんです』みたいなところって、あります? 言い換えると、興奮する『ツボ』みたいな・・・男の人のこういう仕草に興奮する、とか、セックスでこういうことをされると、子宮がジンジンするとか、そういうのって何かありますか?」
すると、みみさんは、少しの間考えてから、口を開かれました。
「そう言われると、すぐには出てこないというか・・・う~ん、ないかも知れません」
この回答を受けて、僕の方からは、これから、ご自身の興奮の「ツボ」を探してみることをご提案させていただきました(具体的な内容については、長くなるので割愛します)
セックスの早い段階で、性的興奮のスイッチを入れることができれば、その後の愛撫での気持ち良さも高まり、膣内の感度も今よりもはるかに強いものになるはずです。そうすれば、身体と脳をつなぐ快感の神経も、よりつながり易くなるでしょう。
さらに、すでにお伝えしてあった、「中イキをサポートする筋トレ・メニュー」について、さらに詳しくやり方をお伝えしました。
本当に、体験の最後の方は、僕の方からの、セックスのレクチャーみたいになってしまいました(笑)
その後、シャワーを使っていただき、写真撮影(チラリと見える太腿からふくらはぎが、とてもセクシーですね~♡)と催眠の解除を行い、この日の体験は終了しました。
さて、今回の体験談には、後日譚がございます。
僕は、体験の翌日と一ヶ月後に、体験者の方にフォローアップのためのメールをお送りします。特に、翌日のメールでは、身体に痛みとかが出ていないかどうかを、確認させていただきます。
今回、みみさんからは、「昨日は気持ち良くて、分からなかったのですが、多分、少しアソコが切れてしまったようで、少し痛みがあります」とのご連絡をいただきました。
「大事には至っておりませんので、心配は要りません」との、優しいお言葉をいただきましたが、もちろん、看過することはできません。
数日間、連絡を取らせていただき、結果としては、幸いにも、自然治癒して痛みもなくなったのですが、大切な体験者の女性を傷付けてしまったことについては、申し開きの余地もありません。
みみさん、本当にごめんなさい。
あくまでも、推察ではあるのですが、膣内に一番強く刺激を送ることのできる愛撫を行ったとき、必要以上に強く、そして、長時間続けてしまったことが原因だと思われます。
どうにかして、快感を感じていただきたいと思ってしたことですが、その結果として、女性のお身体を傷付けてしまったのであれば、本末転倒です。
どこかで、「中イキの初期段階だけでも、達成していただかなければ」と、ムキになっていた部分もあろうかと思います。
今回のことで、改めて、女性の身体がいかにデリケートなものであるのかということを再認識しました。深く反省して、今後は、決して無理をせずに、より女性の心身に寄り添った形での開発を、心掛ける所存です。
みみさん、本当に申し訳ございませんでした。
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