＊2022年度8月以降は、コース別制度の導入に伴い、原則として、Aコース受講者のご感想のみの掲載となります。Bコース受講者については、「ケンタロウからの講座報告」という形で、講座内容をシェアさせていただきます。
受講の動機：中の気持ち良さやセックスに対しての苦手
ケンタロウからの講座報告
2022年8月からの新コース（Bコース）の導入に伴い（Bコースの詳しい内容については、こちらをご参照ください）、今後のご感想は、原則Aコース（これまでと同じ内容・条件のコース）の受講者からのみいただくことになります。Bコース受講者については、「ケンタロウからの講座報告」という形で、簡潔に講座の内容をシェアさせていただきます。
さて、今回、Bコースでご応募くださったのは、きょうかさんです。2021年の5月にお問い合わせをいただいたのですが、その内容は、「私は〇〇県の在住ですが、もし出張等でこちらにいらっしゃることがございましたら、講座を受けさせていただくことは可能でしょうか？」というものでした。
当時は、コロナ禍の最中で、本業の方での出張はほとんどない状態でしたので、お断りせざるを得ませんでした。
その後、今年の3月に、きょうかさんが東京にお見えになられることになり、そのタイミングでの受講をご希望なされたのですが、この時は、僕の方が出張で東京を離れることになり、お受けすることが叶いませんでした。
そして、この7月、再び、きょうかさんが東京を訪れるタイミングで、ようやくお会いできることになりました。三度目の正直というやつです。
きょうかさんは、オナニーの際に、クリトリスではイクことができるのですが、男性から愛撫を受ける中でクリイキができたことは、一度だけだということでした。中イキについても、膣内で気持ち良さは感じられるのですが、イケたことはありません。また、セックスに対して苦手
受講日当日、待ち合わせで少々トラブルがあったものの、どうにかお会いすることができ、最終意思確認を行ってからホテルに向かいました。チェックインを済ませ、準備を整えて、まずはカウンセリングからスタートします。
きょうかさんは、今回の受講の前に、個人でやられている開発師さんから、性感マッサージをお受けになられた経験をお持ちでした。その時は、アダム・タッチでのマッサージがメインの施術でしたが、緊張が強かったせいもあり、あまり気持ちいいとは感じられなかったそうです。
事前にご相談のあった、「セックスに対する苦手意識」についてですが、事前カウンセリングの時点では、特にトラウマ的なものの存在は感じられなかったので、心理セラピーも必要ないと判断いたしました。それよりも、心身共に緊張がしやすいということが、お話からも伺えたので、リラックスを重視しながら、性感開発を行うことにフォーカスすることにいたしました。
カウンセリングを終えると「レクチャー」を行い、次に、催眠体験へと移行しました。被験性テストから、軽催眠の段階では素晴らしい反応を示されていたので、「これはもしかしたら、幻覚域まで到達できるかも」と密かに期待を膨らませていたのですが、残念ながら、中催眠レベルの感情支配の暗示を入れ始めた時点で、急ブレーキがかかったように、催眠が入らなくなりました（催眠あるあるです） その後、少し暗示のレベルを落として、感覚支配も試してみましたが、結果は同じ。無理に引き延ばすことをせず、すぐに「リラクゼーション催眠」で、きょうかさんの心と身体をほぐすことに集中しました。
リラクゼーション催眠を終えると、入浴、チョコレートタイムを経て、性感開発の施術に入っていきます。いつもの通り、パウダー・マッサージからのスタートです。
事前に、「首から上に振られらると、くすぐったさが出てしまう」とお聞きしておりましたが、僕の想像以上に、そうした反応が強く出てしまうようです。そのため、首から上は一切触れずに愛撫をすることに集中しました。首から上ほどではないですが、ソフトタッチのマッサージでは、くすぐったさが先立ってしまう部分も少なくありませんでしたので、少しだけ強めのタッチを試みました。
背中から、両脚、お腹、胸へと愛撫を進め、スペンス乳腺尾部や体外式ポルチオの開発を試みましたが、反応は今一つ。そこで、クンニリングスで、きょうかさんの性的興奮を高めることを目指しました。
時間をかけてクンニを行うと、少しずつですが、きょうかさんの口から快感の吐息が漏れ始めてきたので、指を挿入して、膣内の性感開発を行います。割と反応の良いところが見つかったので、そこを意識しながら刺激を与え続けたところ、身体の方には中イキの兆候が出ました。
とは言え、きょうかさんご自身は、明らかに中イキの自覚は持てなかったご様子です。そのため、事前に「玩具も試してみたい」というご要望もあったことから、ウーマナイザーを併用して、さらに時間をかけて膣内開発を試みたのですが、それ以上のオーガズムを引き出すことはできませんでした。セックスでも、反応としてはあまり変わらないご様子でした。
施術後に、きょうかさんからは、「小さく、軽くイク感覚は、ちょっと分かったような気がします」とお気遣いのお言葉をいただきましたが、ご本人の自覚としては、到底、「中イキが達成できた」と感じられるものではなかったはずです。
長らくお待たせてしまったことに加えて、遠方からわざわざお越しいただいたこともあり、何としてでも良い結果を出したかったのですが・・・今回は、自分の力不足を痛感いたしました。
今思えば、心理セラピーも含めて、もう少し丁寧に心理面のケアを行ってから施術に入るべきだったかも知れないと、反省しきりです。
残念ながら、今回の講座では、きょうかさんのご期待に沿うことはできませんでしたが、今後も諦めることなく、中イキの探求を続けてくださることを願っております。
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