「催眠への期待が大きすぎて、逆にかからなかった例」 ゆずさん 28歳 【中イキ開発体験談】

体験者:ゆずさん 年齢:28歳 職業:家事手伝い パートナー:あり

ご応募の動機:エッチに没頭したい。

ゆずさんの体験談

正直に書くと、私は今回の体験で期待していた結果を得ることができませんでした。

私は大学生のときに心理学を専攻していたので、催眠についての知識はある程度持っていました。ですが、実際に催眠にかかったことは今までなかったので、是非一度試してみたいと思っていました。また、私はエッチのときに行為に没頭することが苦手で、している最中も他のことを考えてしまうことが良くあるので、それもどうにかしたいという気持ちがありました。

実際にケンタロウさんと会って催眠をかけていただいたのですが、私は最初の手が固まる催眠までは入ったのですが、その先のもっと深いレベルでの催眠には全くかかりませんでした。

ケンタロウさんは色々なやり方で時間をかけて誘導をしてくださったのですが、それでも結果は同じでした。

催眠に対する期待が大きすぎたからなのか、私は思った以上にがっかりしてしまい、ケンタロウさんからは性感セラピーの方を試してみてはどうかとお誘いを受けたのですが、気分が乗らずにお断りしてしまいました。

せっかくお時間を作っていただいたのに、こんな結果になってしまってケンタロウさんには本当に申し訳ないと思うと同時に、私も体験を楽しみにしていただけにとても残念な気持ちになりました。

ケンタロウさんからは「催眠はそのときの気分や身体のコンディションでも入り方が変わることもあるので、また気が向いたら試してみてくださいね」と言っていただきました。その言葉に甘えて、また気が乗ったらお願いすることもあるかも知れません。そのときはどうぞよろしくお願いします。

ケンタロウからのコメント

体験談のページには、成功例を掲載することが多いのですが(そもそも、成功した人でないと、体験談をお寄せいただけないことがほとんどですから、当たり前といえば当たり前なのですが)、今回は、体験を受けたにもかかわらず、期待した効果を得ることができなかったという、ゆずさんの事例を紹介しました。

体験にご参加いただいたすべての女性に、常に100%満足してお帰りいただくことは、到底不可能です。これまでの体験でも、当然、失敗例はあります。

体験談を読まれる女性の中には、実際に、体験へのご応募をお考えの方も多いと思います。失敗例を挙げることで、そうした方々の気勢を削ぐ可能性があることは十分承知していますが、これもまた、体験の真実です。

体験の良い部分だけを紹介して、不都合な部分を隠すことは、本ブログの本来の趣旨にも反することです。体験者には、体験を通じて自己をさらけ出すことをお願いしている訳ですから、僕自身も、ブログの中では(身バレに関すること以外は)、失敗も含めて、真実を書くべきだと考えています。

さて、今回のゆずさんの体験は、昨年12月の頭に行われたものです。体験記の中にも書かれていますが、彼女は、かつて大学で、心理学を学ばれていました。催眠に関する知識も豊富で、事前にこちらから説明をする必要は、ほとんどありませんでした。

ですが、心理学専攻であったがゆえの、催眠への強い興味と期待と観察意欲が、逆に、彼女が深い催眠状態に入ることを、阻害してしまったようです。

ゆずさんは、軽い催眠でかかる現象の一つである、カタレプシー(身体の一部が固まる催眠)までは、問題なくかかりました。ですが、その先の中くらいの催眠状態でかかる、感情支配(感情を、コントロールできる催眠)には、全く反応を示しませんでした。

実は、一番最初の催眠誘導の段階から、その兆しはありました。ゆずさんは、僕が暗示を入れると、一瞬だけ間を置いてから、反応が起こります。そういう催眠のかかり方をする人も多いので、はじめは、あまり気にしていなかったのですが、やがて、彼女が暗示を入れられた後に、自分の中で、その暗示がどのような反応を示すのかを、確認しているということが分かってきました。

つまり、「暗示が入る」→「反応が起こるかを、確認する」→「実際に、反応が起こる」というプロセスを経ていたのです。これは、催眠という現象に強い興味を持たれていたので、自分の身に起こる催眠現象を、観察することをされていたんだと思います。

それだと、身体に反応を起こすレベルの催眠には入ることができますが、感情レベルに働きかける催眠をかけられても、自分を冷静に見つめる段階で醒めてしまうので、反応が起こりにくくなってしまいます。

通常であれば、催眠がかかりにくいときは、すぐに「性感セラピー」へと移行して、身体面の反応を起こすことを試みます。そうすることで、頭で考えることを抑制できるからです。ですが、ゆずさんは、ご自身が催眠にかからなかったことに落胆してしまい(実際は、軽い催眠状態にはあったのですが)、それ以上の体験を続ける意欲を失ってしまったようでした。

せっかくの体験の機会でもあったので、正直、残念に思ったことは確かです。ですが、女性の意志に反して何かを行ったところで、良い結果を得ることは決してありません。その日はそこで体験を終了して、コンビニで買ったお酒を飲みながら雑談して、解散となりました。

催眠へのかかり具合については、精神面の影響が大変大きいので、被験者である女性の心の状態一つで、その成果が大きく変化します。催眠への恐怖や不安というだけではなく、期待が高すぎても、かからなくなってしまうことがあるのです。ですから、施術者としては、できるだけ丁寧に、慎重にかけることを心がけているつもりではあるのですが、それでもこうしたことは起こり得ます。

体験では、しばらく絶好調が続いていましたので、今回のセッションは、改めて自分を見つめ直す良い機会になりました。

未だ、ゆずさんからは再応募はいただいておりませんが、次の機会があるとすれば、全く違う結果が出るかも知れません。それもまた、催眠というものの、本質であると思います。

*この体験談はご本人の許可を得て、メールから転載させていただいております。プライバシー保護のために、必要に応じて修正加筆を行っている箇所もあります。

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