「カウンセリングでセックス依存から脱却」 えりいさん 20歳 【中イキ開発体験談】

体験者:えりいさん 年齢:20歳 職業:大学生 パートナー:あり

ご応募の動機:自分がセックス依存ではないかと思って。

えりいさんの体験談

私の体験をここに書くことはとても恥ずかしいことです。今でもあの頃の私がしたことを考えると、自分で自分のことを殴りつけたくなることもあります。ですが、私のような悩みを抱えている人もいるかも知れないと思って勇気を出して書くことにしました。

私がケンタロウさんとはじめて出会ったとき、私はセックス依存といってもおかしくない状態でした。実はケンタロウさんは私が当時付き合っていた彼氏の友達でした。

彼氏から「催眠術ができる友達がいる」と紹介されて、三人で飲むことになりました。彼氏が先に帰った後で、私の方から誘ってケンタロウさんと二人で飲み直すことになりました。そのとき、私は酔ったフリをしてケンタロウさんをホテルに誘いました。

ケンタロウさんは何も言わずにホテルに連れて行ってくれましたが、部屋に入った途端私をソファーに座らせてから「さあ、話を聞こうか?」と言いました。

私が「え?」と言葉につまると、「えりいちゃんが本当にしたいことは僕とエッチすることじゃないよね?今の君が本当にしたいことは何なのかを考えて、それをしてごらん?」と言ってくれました。その瞬間、私はどうしてか分からないけど涙が止まらなくなって、ケンタロウさんに抱きついて泣いてしまいました。

それから2時間くらい、私は自分の話をしました。彼のことは大好きだけど、どうしても彼以外の男の人とエッチがしたくなってしまうこと。だから自分から誘ってしてしまうけど、いくらセックスしても心の底から気持ちいいと感じたことがないこと。彼と一緒にいると強い罪悪感を感じてしまうこと。その他にも色々な話をしました。

すると、ケンタロウさんは私の初体験について話を聞かせて欲しいと言いました。私の初体験は中学生のときでしたが、それは決して良い思い出ではありません。当時付き合っていた高校生の彼に、ほとんど無理矢理奪われたのです。しかも、そのとき彼はレイプもののAVを流しながら私とセックスしたのです。

その話をした後、「今、◯◯(私の現在の彼氏)とエッチするときはどんな気分になる?」とケンタロウさんが尋ねました。私は「すごく申し訳ない気分になる。私はこんなに汚れていて価値がないし、エッチしてもイケないし・・・」と思わず言ってしまいました。そんなことそれまで一度も考えたことなかったのに!

ケンタロウさんは少し考えてからこう言ってくれました。

「あくまでも僕の勝手な想像だと思ってもらいたいんだけど・・・えりいちゃんは心の中で初体験のときに自分がそのときの彼からレイプを受けたと感じているんだと思う。だから、自分は女として汚れて価値のない存在だと思い込んでしまっている。でも、同時にそうはなりたくないという気持ちもあって、だからたくさんの男の人をエッチをすることで、『セックスなんて実は大したことではないんだ』って思い込もうとしている。けれど、そんなエッチをいくら重ねても気持ち良くなれる訳ないし、◯◯への申し訳ないという気持ちも強くなるばかりだよ」

私はこの言葉を聞いたときに、すべてを見抜かれたような気がしました。そしてまた号泣してしまいました。

するとケンタロウさんが別の日に改めてカウンセリングとエッチな催眠の体験を受けることを提案してくれました。「えりいちゃんは◯◯の彼女だから、エッチをすることはしないけど、うまく催眠にかかればイクという感覚を体験できるかも知れないから」ということでした。私はお願いすることにして、その晩は添い寝をしてもらいました。

体験の日は昼過ぎにケンタロウさんと待ち合わせて、それから夜遅くまでずっと一緒にいてもらいました。

カウンセリングは初体験のときの様子を思い出して、そこに今の自分の考え方をあてはめていくような感じだったと思います。途中、何度もボロボロ泣いてしまいましたが、自分があの初体験によっていかに傷付いていたのか知ることができ、その過去を受け止めて今を生きることの大切さを教えてもらいました。

催眠の方は、残念ながら私はあまりかかりが良い方ではなかったみたいで、催眠だけでイクことはできませんでした。ケンタロウさんが催眠以外にも女性を気持ち良くさせる方法を身に付けていることは前に聞いていたので、それをお願いしたんですが、私が◯◯の彼女であることから断られました。でも、私の方からしつこくお願いして、「決して挿入はしない」ということを条件にやってもらうことにしました。本当にびっくりするくらい気持ちが良くて、私は初めてイクような感覚を得ることができました。

体験の直後から、私はもう彼氏以外の男の人とセックスしたいという強い衝動を感じることはなくなりました。そして、自分に自信が持てるというか、自分のことをそれまでよりもずっと好きだと感じることができるようになりました。彼氏とのエッチも楽しくなり、やがてイケるようになりました。

ケンタロウさんとは、その後も連絡を取り合って相談もさせてもらっています。ケンタロウさんがいなかったら私はずっと自分を傷付けることをし続けていたと思います。本当に感謝しています。

ケンタロウからのコメント

えりいさんも、このブログを立ち上げる前に、体験を受けられた方です。

彼女が体験を受けることになった経緯については、記されている通りです(´∀`*;)ゞ

あらかじめお断りしておきますが、僕が彼女に対して行ったような、本格的なカウンセリングやセラピーは、現在は、突別な状況を除いては、ご提供しておりません。

ですから、この体験談を掲載するかどうにについては悩んだのですが、自分でも気付いていない心の傷が、その人の性行動にどれだけの影響を与え得るのかということの一例として、掲載することを決めました。

現在の体験では、僕の手に負えない心の傷を体験者が抱えていると判断した時点で、すべての体験を終了して、プロの助けを求めるように、アドバイスをさせていただいてます。

この体験談からも分かる通り、女性の性の悩みには、本人も気付かない、大きな心の傷が隠されていることもあります。そうした過去の記憶を甦らせることが恐いと感じる方が多くいらっしゃるのは当然理解できますが、勇気を持って、ご自身の過去に向き合った方は、ほぼ間違いなく、その後は素晴らしい人生を歩まれています。

もちろん、えりいさんもその一人です! 彼女はその後、僕の友人とは別れてしまいましたが(苦笑)、別の素敵な恋人をすぐに見つけて、元気に、幸せに暮らしています。

*この体験談はご本人の許可を得て、メールから転載させていただいております。プライバシー保護のために、必要に応じて修正加筆を行っている箇所もあります。

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