
体験者:ゆみりさん 年齢:28歳 職業:会社員 パートナー:あり
ご応募の動機:中でイッた経験がなく、セックスに対する興味が薄れつつあることに危機感を覚えて。
ゆみりさんの体験報告
体験者のゆみりさんからは、初回の体験直後にリピートのご希望があり、体験談も、リピートの後にお書きいただくお約束をしていました。ですが、その後、リピートをお受けいただいた後で、「(初回の体験についての感想は)ケンタロウさんの文章で十分なような気がします」というご提案をいただき、最終的には、僕からの体験報告とコメントをもって、体験談の代わりにさせていただくことになりました。
そのため、以下のコメントは、初回の体験のみを反映したものになります。
ケンタロウからのコメント
ゆみりさんとの体験は、お申し込みの内容を読ませていただいたときから、裏のテーマを内包したものになりそうな予感がしていました。もちろん、表面的には、催眠を用いたリラクゼーションやセックス、そして、中イキ開発に興味があってのご応募だったのですが、フォームの中で、「これまでできていた、トランス状態というか、『何かに入り込む』という感覚が薄れてきたような感じがして、それがセックス以外にもネガティブな影響を及ぼしているような気がします」という一文があり、それが、自分の中で、妙に引っかかっていました。とは言え、メールのやり取りを通じてできることには限界があります。まずは、実際にお会いして様子を見させていただく必要があろうかと思い、体験を快諾しました。
当日、待ち合わせ場所に現れたゆみりさんは、おっとりとした雰囲気がとても可愛らしい、素敵な女性でした。ですが、その表情は硬く、彼女の極度の緊張がこちらにも伝わってきます(当然ですよね)
幸いにも、ホテルまで徒歩で向かう間にお話を交わす中で、少しずつ彼女の緊張もほぐれていったようなのですが、そうする中で、ある一つのことに気付きました。
「ん、この子、見た目の印象とは違って、実はかなり活発だし、芯の強さもあるな・・・」
そこで、ホテルの部屋にチェックインしてから、思い切って、そのことを切り出してみました。
すると、ゆみりさんは、何度も大きくうなずいて、こうおっしゃいました。
「そうなんです! 私、おとなしい印象で見られがちで、特に、男性から勘違いされて、色々と面倒くさい感じになることが多いんです」
ほんわかした柔らかい印象のゆみりさんは、一見、「こちらの言うことを、優しく、受け入れてくれそう」な雰囲気をお持ちです。ですが、その「印象」や「雰囲気」に甘えて、職場で無理難題を吹っかけてきたり、恋愛でも、自分の勝手な思い込みから作ったイメージを押し付けてくる男性が多くて、困っているのだとか。
加えて、彼女には、生まれながらにして共感力が人一倍強い、「エンパス」の傾向が見られました(実際に、エンパスの診断を、受けたことはないそうです)
エンパスとは、共感力が人一倍高いことですが、この感覚をオフにすることができないと、必要以上に周囲の人間に共感し、共感した相手の感情やエネルギー思考などを、自分の内面に取り込んでしまう特徴があります。
例えば、相手の感情を、まるで自分の感情のように感じてしまったり、体調不良の人に共感してしまい、自分の体調を崩してしまうようなこともあります。エンパスは、病気ではなく、生まれつきの体質なのですが、それをコントロールするすべを知らないと、かなり辛い状態になることもあります。
ゆみりさんは、見た目の印象から生じる周囲の誤解、そして、エンパスの傾向とが影響しているのか、これまで、人間関係や体調不良に苦労されることが多かったのだといいます。そこで、「このままではいけない」と考え、ご自身の共感力をブロックすることを、意識的に行うようになったのです。
その結果、確かに、周囲の人間から色々なものを「受ける」ことは少なくなったのですが、同時に、感性が鈍ったり、集中力がなくなったり、エッチでも「快感にのめり込む」ことができなくなってしまいました。その後も、かなりの長い時間お話をさせていただく中で、ゆみりさんの抱えるお悩み事の根底には、このブロックの問題があるのだという確信が持てました。
その時点で、僕には、「自分のやるべきこと」がはっきりしていましたが、それを行うためにも、まずは、ゆみりさんに催眠をかけさせていただく必要があります。共感力の高い彼女のことですから、容易に深い催眠には入れるだろうと思っていましたが、予想通り、深催眠の領域まで、何の問題もなく降りていかれました。
ここまでの段階で、かなりガチなセラピーの雰囲気になっていましたが、そもそも、今回ご依頼を受けたのは、催眠を利用した中イキ開発です。そのことは、決して忘れていません(笑) ゆみりさんにも、エッチな催眠をいくつか楽しんでいただき、そこから、幻覚域での言語誘導による絶頂を試してみるつもりでいました。
ところが、そこで、自分の中のブレーキがかかりました。僕の直観が、「今、ここでやるべきなのは、彼女へのセラピーの方だ!」と告げていたのです。何となくですが、ここでセラピーをやってしまったら、その後の幻覚域の催眠がうまくいかなくなる予感もありました(その理由については、自分なりの考えもありますが、ここでは割愛します)
ですが、それを放棄したとしても、一番、暗示が入りやすい現時点で、ゆみりさんに必要なことをすべきだという、確信めいた思いがありました。
そこで、そこからすぐにセラピーへと移行しました。その内容については、プライバシーにもかかわることですので公開はしませんが、ゆみりさんは号泣されて、セラピーもうまくいったように思えます。
後で、ゆみりさんに、「どうして泣いてしまったのですか?」とお聞きしました。すると、「自分でもよく分からないのですが、多分、ブロックをし続けてきたことで、知らず知らずのうちに、たくさんのことを我慢していたからだと思います」とお答えくださいました。
セラピーの後に、一応、幻覚域の催眠を試しましたが、やはりうまく入れませんでした。そこで、一旦、催眠を解除して、一緒に入浴してから、性感セラピーへと移行することにしました。
パウダーマッサージから始め、スペンス乳腺尾部の開発、クンニリングス、膣内の開発へと進めていきます。ゆみりさんは、スペンス乳腺を触れられたのは初めてでしたが、かなりの反応を示されました。そして、クンニや膣内への刺激、そして、挿入してからの開発でも、初期段階の中イキを達成することはできました。
ですが、まだまだ、その性感の糸は細く、これで「中イキ開発大成功!」と手放しで喜ぶことは、到底できません。「何とかして、この体験のうちに」と、僕も焦ってしまって、最後のあたりは、少しゆみりさんにご負担をかけてしまったかもしれません。その点は、深く反省しています。
体験終了後、ゆみりさんにお酒を一杯だけお付き合いいただきました(実際は二杯ずつ飲みましたww) そこでも、たくさんお話をさせていただきましたが、キビキビと進む会話のテンポがとても心地よかったです。
ゆみりさん、本当にありがとうございました。
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