スペンスの乳腺尾部への愛撫は、どうして気持ち良いのか?

セックス

今日は、久しぶりに、「スペンスの乳腺尾部」について書いてみたいと思います。

「胸のGスポット」なんて呼ばれるまでになって、少しずつではあるものの知名度も増している、スペンスの乳腺尾部。ハマったときの気持ち良さには、ものすごいものがあるようで(僕は男性なので、本当のところはよく分かりませんww)体験の中でも、何人もの女性がこの部分を刺激されるだけでイってしまうのを目の当たりにしてきました。

ですが、スペンスの乳腺尾部で絶頂に達した女性に話を聞くと、ほぼ全員の方が、「クリイキや中イキとは全く違う。乳首の気持ち良さとも異なる。何だかよく分からないけれども気持ち良い」といった不思議な感想をもらされます。つまり、ここは「謎の快感」を生み出す部位なのです。

そこで、今回は、僕なりに、「どうしてスペンスの乳腺尾部を愛撫されると気持ち良いのか?」ということについて考えて、この謎に迫ってみたいと思います。

スペンスの乳腺尾部について話をする前に、考えておかなければならないことがあります。それは、「そもそも、どうして女性は、おっぱいを愛撫されると気持ち良いのか?」という疑問についてです。

おっぱいの中でも、乳首の性感については、そのメカニズムは、ある程度判明しています。

乳首は、「乳頭」とも呼ばれ、本来は、乳児への乳汁(お乳)の排出口としての機能を持っています。そのため、乳汁をしっかりと分泌するために、女性の乳首は(赤ちゃんに)舐められたりしゃぶられたりする刺激に、敏感に反応するようにできています。そして、その刺激が脳内で、快感や喜びとして認識されることで、お乳をあげること=子育てを、女性は本能的に行うようになっているのです。

このように、本来であれは、赤ちゃんに舐められたりしゃぶられたりすることで乳首は反応するものなのですが、男性(あるいは女性)から同様の刺激を受けても、その際に、脳の錯覚により、性的な快感が生じてしまうことがあります。これが、乳首が感じるメカニズムだとされています(本当のところは、まだまだ分からないことが多いそうです)

乳首の表面には、触覚に関連する「マイスナー小体」と呼ばれる性感神経が多く分布しています。また、乳首表皮の深部には、圧力や振動に反応する「パチニ小体」という神経が存在しています。こうした性感神経が、乳首に対する刺激に反応して、性感が生まれます。

また、最新の研究によると、乳首には、「陰部神経小体」と呼ばれる、クリトリスや亀頭に集まっている感覚受容体も、多数存在しているとされています。

さらに、女性の乳首は、女性ホルモンである「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の作用で、男性の何倍もの感度があるということが分かっています。

ちなみに、エストロゲンのおかげもあって、女性は自然に乳首で感じることがしやすくなっているのですが、男性も、経験値を上げることで、乳首で強い性感を得ることができます。つまり、乳首を刺激し続けることで、男性も乳首で感じることができるようになるのだそうです(笑)

(参照:悪魔の性典

では、乳房はどうなの?

乳首については、上記の説明で概ね性感のメカニズムを納得することができるかと思いますが、乳房の性感についてはどうなのでしょうか?

女性の乳房は、ほぼ脂肪(9割の脂肪と1割の乳腺)でできていて、性感神経は密集していません。ある婦人科の医師がおっしゃっていたのですが、乳房を揉まれて快感を得るということは、医学的にはあり得ないことなのだそうです。

愛撫の際に、多くの男性が、おっぱい全体を鷲掴みにして揉みしだくことをします。乳房の柔らかい感触は、揉んでいる男性にとっては気持ち良いのもかも知れませんが、女性の立場からすると、あまりに強く、そして長く揉まれると、痛みを感じることが多く、苦痛であることの方が多いのです。

ですが、実際に、乳房を揉まれて気持ち良さを感じる女性もいらっしゃいます。そうした女性は、一体「何に」感じているのでしょうか?

男性(あるいは女性)に「揉まれている」というシチュエーション自体に、興奮を覚える女性も当然おられることでしょう。また、乳房への愛撫の先には、乳首を攻められることが多いですから、その期待感に精神的な興奮が高まって、それが気持ち良さを生み出している可能性もあります。ですが、実際には、乳房だけを揉みしだかれて、激しく喘いでしまうほどの快感を得られる女性は、ほとんどいないと思います。それは、AVの作品の中だけで起こることであって、女優さんの名演技です。ただ、特に若い男性の場合、それを真に受けて、とにかく乳房を激しく揉めば、女性が声を上げてよがってくれると勘違いしてしまっているケースが多くあります。そんなことをしても、女性に嫌われるだけですので、女性のおっぱいは、ソフト過ぎるのではと感じるくらい、優しく扱ってあげてください。

スペンスの乳腺尾部で感じる理由

さて、いよいよ本題の、スペンスの乳腺尾部の快感のメカニズムについてお話をしていきます。

そもそも、「乳腺」と呼ばれる部位には、筋肉も同時に存在しています。スペンスの乳腺尾部は、脇の下と横乳のちょうど境目の辺りを差すことが多いのですが(実際は、個人によって感じる部分は異なる)、これらの箇所は、おっぱい(乳房)の脂肪が少なく、その下にある筋肉に触れやすい部分なのです。

スペンスの乳腺尾部付近にある筋肉は、大胸筋、前鋸筋(ぜんきょきん)、もしくは、広背筋(の最上部)です。3つの筋肉の名前が出てきたことから分かる通り、意外と広範囲なのです。

スペンスの乳腺尾部の快感は、そうした筋肉への刺激から生まれるのではないかと考えられています。「考えられる」というあいまいな言い方をしたのは、この部位の快感のメカニズムについては、まだまだ分からないことが多いからです。

筋肉への刺激から気持ち良さが生まれるということは、それは、マッサージを受けたときの気持ち良さと同じであるともいえます。実際に、スペンスの乳腺尾部の開発をしたことのある人であれば分かると思いますが、開発においては、最初はゆっくりと、乳房全体や脇の下辺り、横乳の部分を揉みほぐすところから始めていきます。つまり、普通のマッサージからスタートするのです。これをやらないで、いきなりAVのスペンス乳腺モノでやっているような、指の先で小刻みな振動を与えるような愛撫をしても、女性はくすぐったさや痛みを感じるだけで、何一つ気持ち良さを感じられません。

また、開発においては、最初の段階で、女性がくすぐったさを感じることが多くあります。これは、スペンスの乳腺尾部が、腋窩(えきか)リンパ節と重なっていることから起こることであると考えられています。腋窩リンパ節は、乳腺とリンパが交差接続している箇所になり、ここには神経が通っているために、刺激に対して敏感なエリアであるからです。

そうした、筋肉をほぐされる気持ち良さや、腋窩リンパ節を刺激されるくすぐったさが、どうして性的な快感へと変わっていくのか? そのカギとなるのが、性的興奮です。

スペンスの乳腺尾部の性感は、女性がエッチな気分になって、興奮しているからこそ起こります。この部分の開発には、10~40分程度の時間を必要とするのですが、その理由は、女性の興奮というのが、時間をかけてゆっくりと高まっていくものだからです。

「スローセックス」の開発者である、アダム徳永先生の名言に、「男性の性感は瞬間湯沸かし器で『火の性』、女性の性感は薪のとろ火で湯を沸かすようなもので『水の性』」というのがありますが、女性が性的に興奮して、リンパや乳腺、そして筋肉への刺激を快感と感じられるようになるには、それだけの時間がかかるということです。

それは、逆にいえば、女性の性的興奮が十分に高まった状態であれば、スペンスの乳腺尾部の開発は、比較的容易であるということです。僕が、この箇所の開発に催眠を併用するのは、まさにそれが理由で、催眠暗示で興奮を高めることに成功すれば、開発に必要な時間も短縮できますし、成功率も高まるのです。

現在までに判明している事実をもとに、スペンスの乳腺尾部の性感のメカニズムを考えると、こうした理由に着地します。ですが、開発の済んだ女性に「スイッチ」が入ったところを目の当たりにすると、単純に性的興奮だけでは説明しきれない、何か別の要因があるようにも思えてきます。それほど、この性感帯の感じ方にはものすごいものがありますし、まさに「女性という神秘」を感じることのできる瞬間です。

できるだけ多くの女性に、この部分の開発をしていただき、ご自身の性の奥深さを味わっていただきければと思います。

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