僕がこうした活動を始めるにあたって、技術と心構えを教えてくださった先生方が、7名いらっしゃいます。
そのうち4名は、直接指導をしていただいた文字通りの「師匠」たち、残りの3名は、僕が「心の師」として仰いでいる方々です。
この「七人の師匠」なくして、今のケンタロウは存在し得ません。
最近、メールカウンセリングの中で、「ケンタロウさんは、こういうことを誰から教わったのですか?」という質問を受けることが多かったので、参考のために記事としてまとめてみることにしました。
カウンセラーY先生
講師プロフィールにも書いてありますが、僕は心理カウンセリング(民間資格)の有資格者です。
実は、指定大学院を修了し、臨床心理士の資格も取得したのですが、現在は、その資格が失効しているので、臨床心理士を名乗ることはできません(ですから、プロフィールにも書いていません) 臨床心理士というのは、資格取得後も「生涯学習」といって5年毎の再認定を受ける必要があるのですが、スクールカウンセラーを辞めて転職した後は、再認定を受けていません(ポイント制になっていて、これが、なかなか大変なのです)
もちろん、大学院で教授陣から受けた指導は大変ためになりましたが、僕がカウンセラーとして仕事をするにあたって、技術的にも精神的にも一番の支えとなる教育を施してくださったのが、上記の心理カウンセリングの資格講座の講師でもあったY先生です。
カウンセラーでもあるY先生の講義は、僕がスクールカウンセラーの仕事と並行して行っていた、カウンセリング・ルームを経営する知人に紹介されて受講しました。その頃の僕は、自身のカウンセリングの方向性に関して悩みを抱えていたのですが、Y先生の講義を受けたことで、その悩みが吹っ飛びました!
先生は、とにかくパワフル! NLP(神経言語プログラミング)のカリスマ・コーチであるアンソニー・ロビンスを彷彿させるダイナミックな講義に、僕はすっかり魅了されてしまいました。
先生の教えについては、あまりに専門的かつパーソナルな内容になってしまうために割愛しますが、そうした技術云々というよりも、カウンセラーとしての在り方というか、「人に影響を与えるということは、こういうことなのだ」ということを肌で教えていただきました。
なお、僕がその後、受講することになるヒプノセラピー(催眠療法)についても、Y先生が所属するスクールで学びました(講師は、Y先生ではありませんでしたが)
トーリー佐藤先生
「ポルチオセックス」や「愛の脳イキ」を指導されている、トーリー佐藤先生は、中イキ・脳イキ開発のパイオニアであり、レジェンドともいえる存在です。
実は、僕がトーリー先生のもとで学ばせていただいたのは、このサイトを立ち上げてからしばらくしてからのことです。体験での中イキ開発に連続して失敗した時期があり、思い悩んでいた僕は、それを打破するために、トーリー先生の門を叩きました。
先生のご指導は、本当に衝撃的で、それまでの価値観がひっくり返るような感覚を得ました。また、講座を受講する以前に、先生の提唱されているウテルス・セックス(子宮内挿入)に関して懐疑的な記事を書いたこともありましたが、先生に直接ご指導をいただいた際に、実は自分も偶発的にウテルス・セックスを体験していたことが分かり、目から鱗が落ちる思いをしました。
現在、僕が行っている中イキ開発のベースとなっているのは、後述するアダム徳永先生の技法なのですが、膣内と体外式ポルチオの開発については、トーリー先生に教えていただいた技術を、ほぼそのまま使っています。
また、トーリー先生の「愛の脳イキ」と「性的興奮」のコンセプトは、今となっては、僕の中イキ開発の根幹を成すといっても過言ではない程、大切なものになっています。
トーリー先生には、その後も、ことあるごとにご相談に乗っていただいており、本当に感謝しております。
アダム徳永先生
当時お付き合いしていた彼女から、「実は私、今までセックスでイったことがないんだ・・・」と告白され、ショックを受けたことがきっかけで、僕が中イキ開発に没頭していった経緯については、こちらの記事で紹介しましたが、そのとき、僕が一番初めに手に取ったのが、「スローセックス」の伝道師、アダム徳永先生のご著書でした。
その内容は、本当に衝撃的で、それまでに自分がやってきたセックスが、先生が糾弾される「ジャンクセックス」そのものであると分かったときには、ショックで数週間、彼女とのエッチができない程でした。
ですが、その後、心を入れ替えて、本に書かれてある通りに、スローセックスで丁寧に彼女の性感を高めることを心がけたところ、エッチの質が一変しました! まさに、驚天動地の出来事で、ますますアダム流にのめり込み、ついにはプライベート講習まで受けてしまいました。
実際にお会いしたアダム先生は、とにかくダンディで格好良い「大人の男」でした。そして、技術面以上に、女性への接し方について厳しく指導をしてくださったことが、強い印象として残っています。
アダム先生の教えは、今でも僕の中イキ開発のベースとなっていて、パウダーマッサージを基本をするスローセックスや、体位の変更等は、アダム先生直伝の技術を用いております。
ですが、やはり、アダム先生から得させていただいた最大の教えは、「女性本位のセックスをして快感に酔いしれる官能美を引き出すと、男性である自分も最高の悦びを感じることができる」ということであったと思います。それが、「中イキで大好きな自分になる!」の精神的支柱になっていることは確かです。
ちなみに、アダム先生は「リック西尾」名義で英語学習に関する書籍を多く出版されており、僕がTOEICの勉強をしていたときは、先生の本を大いに参考にさせていただきました。後に、「アダム徳永=リック西尾」であることを知ったときは、本当に驚きました(笑)
エロ催眠術師O先生
セックスでイクことができずに悩んでいた彼女の、メンタル・ブロックを打破するために、僕は、ある有名な催眠術師の先生のもとで催眠を学んだのですが、その先生が教えてくださったのは、エロの欠片もない健全なショー催眠でした(笑)
先生ご自身は、かつて、催眠をテーマにしたAVのプロデュースをしたり(男優さんではなく、企画と、顔出しなしで、催眠をかける役をされていたそうです)、催眠を利用したオーガズム開発を研究されていたのですが、スクールでは、エロ催眠は一切指導をされていませんでした。
そこで、先生にお願いして、信頼のおけるエロ催眠術師をご紹介していただいたところ、O先生とお引き合わせいただきました。
O先生は、趣味で催眠を研究されておられる、エロ催眠と瞬間催眠のエキスパートです。凄腕の術師なのですが、本業はサラリーマンで、普段は弟子を取ることをされていません。そのため、最初は指導を断られたのですが、彼女とのことをお話したところ、「一度限り」という条件で、特別に教えていただけることになりました。
僕が体験で行うエロ催眠(エッチな催眠)のほとんどは、O先生に教えていただきました。ご自身は否定も肯定もされませんでしたが、先生の技法は、有名な催眠術師のRさんを彷彿させるものがありましたので、師弟関係にあったのかも知れません。そのため、O先生の指導が修了した後は、RさんのDVDを何本も観て勉強を続けました。
代々木 忠監督
ここからは、直接指導を受けていないものの、僕自身が「心の師」と仰いでいる先生方の紹介をさせていただきます。
まずは、AV界の巨匠、代々木 忠監督です。代々木監督についての僕の想いについては、「『心まで裸になれ!』代々木 忠監督の作品こそ、女性に観てもらいたい!」の記事の中で書かせていただきました。
今でも、定期的に代々木監督の作品は拝見しており、その都度、大きな学びを得ております。
また、最近は、監督が女性からのご相談にお答えする、「女性のための愛と性の相談室」というサイトにはまっていて、そこでの監督のご回答に大いに勉強させていただいております(代々木監督の引退に伴い、サイトも閉鎖されました)
「心と身体の満足するセックスのすすめ」主宰M先生
10年以上の長きにわたって、ネット上で性に関する記事をお書きになり、7千人を超える男女の性の悩み相談を受け続けてこられたM先生。先生のサイト「心と身体の満足するセックスのすすめ」は、中イキ開発に携わる人間であれば、必ず読んだことがあろうかと思います。
単に情報量の多さだけではなく、性に関する見識の深さと、それを分かりやすく説明する技術の確かさには、ただただ驚嘆するばかりです。先生のサイトは、世の中の性に関する悩みを抱えた男女にとっての駆け込み寺であると言えますし、僕自身も、どれほど助けられたか分かりません。
ただ、M先生ご自身は、我々のような「性感マッサージ師」には、あまり良い印象を持っていらっしゃらないようですので、こちらの方から一方的に「心の師」としてサイトを読ませていただいています。また、直リンや記事の引用もお断りされておりますので、ここではサイト名以外の紹介は、控えさせていただきます。
某中イキ開発サイト主宰A先生
中イキ開発の分野では、知らない人がいない程の超有名開発者のA先生のサイトは、僕が「中イキで大好きな自分になる!」を始めるにあたって、最も参考にさせていただいたものです。
それまでに、先生のサイトを隈なく、繰り返し読ませていただいたこともあって、いざ自分のサイトの開設しようとしたときに、体験のシステムや文体等が先生のそれに似通ってしまいました。そのままだと「パクリ」になってしまうことに悩んだ僕は、思い切って、先生にメールで連絡を取ってみました。
事情を説明し、「自分のスタイルを構築できるまでは、先生の真似をさせていただくことになることを了解していただけないか」とお願いしたところ、先生は、「私のサイトを参考にしている男性は少なからずいるようですが、あ
ただ、「私があなたのサイトにお墨付きを与えた的な誤解は与えたくない」というご意向でしたので、先生のお名前もサイト名も、もちろん直リンもせずにここまでやってきましたし、今後もその約束は守り続けます。
その後、少しずつですが僕も自分なりのやり方を見つけ、また、先生も若干スタイルを変えておられますので、今は真似をしている部分はかなり減ったと思っています。ですが、最初に先生のサイトとの出会いがなければ、僕がこのような活動をしていたかどうかも分かりませんし、僕のわがままなお願いを優しく許してくださらなかったら、そもそもサイトを始めていたかどうかも分かりません。その意味においても、やっぱりA先生は、僕の「心の師」なのです。
改めて、師匠について書いてみて分かったこと
こうして改めて「七人の師匠」について書くことは、僕がこれまでに歩んできた道を振り返ることになります。
「必要な段階に至った時、師は目の前に現れる」という有名なことわざがありますが、本当にその通りだったなぁと思います。
また、僕には「表の世界」にも何人かの師匠がおりますが、こちらの「裏の世界(ケンタロウの世界)」での師匠の教えも、「表の世界」の師匠のそれ同様に、僕の生き方そのものに大きな影響を与えてくれています。
それもそのはず。表には出せないものの、裏の世界の僕も間違いなく僕自身の一部であって、表と裏の絶妙なバランスの中で、僕自身の人生が成り立っているからです。今回、そのことに改めて気付かされました。
このサイトを読んでくださる読者の女性にもお伝えしたいのですが、普段はなかなか表に出すことのできない、あなたの性の悩みや欲望も、間違いなくあなたの一部であるし、あなたの人生に大きな影響を与えているのです。ですから、そうした「裏の自分」にも時々目を向けてあげることが、人生をより良いものにするのに、必ず役に立つと思います。
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