「心まで裸になれ!」代々木 忠監督の作品こそ、女性に観てもらいたい!

代々木 忠監督と催眠

「ヨヨチュウ」こと、代々木 忠監督。70歳を超えた今も、新たな作品を撮り続けている、「AV界の巨匠」です。

このブログで、僕がやろうとしていることは、ほとんどすべて、代々木監督がこれまでに成し遂げて来たことと、重なっているように思えます。

「代々木 忠」の名前は知っていましたが、実は、催眠を習うまで、監督の作品を観たことはありませんでした。

勉強のために参加した、ある催眠関係のイベントで、催眠術師の吉田かずお(ジャイアント吉田)先生にお会いする機会を得ました。吉田先生は、かつて一世を風靡したバンド、「ドンキーカルテット」のメンバーで、日本の催眠術業界の草分け的存在でもあります。

その先生から、かつて、代々木監督の作品で催眠の監修を行っていたということを伺って、実際に、作品を鑑賞することにしました。

そのとき観たのが「ようこそ催淫(アブナイ)世界へ 2 おマタ開いて心を閉じて イキたい女の股ぐら事情」という、シリーズものの一巻。

泣きました。

まさか、AVを観て泣くことになるとは思いませんでした。けれども、涙があふれて、止まらなくなりました。

代々木作品の凄さ

このシリーズでは、素人の女性に、下着姿でヘッドフォンをしてもらい、性的欲望を高める効果のある、催眠誘導の音声を聴いてもらいます。すると、女性が徐々に感じはじめ、もだえ、あえぎ、大量の潮を吹いたり、そのままイッてしまうこともあります。女性の横には、男優が待機しており、高まった欲望のままに、女性が男優と絡んでいく、という流れで進んでいくのです。

この作品の中では、二人の女性が登場しています。一人は、セックスレスに悩む主婦。そして、もう一人が、タレント事務所に所属する女性。後者の女性は、14歳でアイドルの養成所に入り、そこで、プロダクションの社長から性的関係を要求されて、バージンを失ないました。それからずっと、仕事を得るためのセックスしかしてこなかったので、気持ち良さというものが、理解できないのだといいます。

まずは、主婦が催眠音声を聴き、催眠誘導をされていきました。やがて彼女はあえぎはじめるのですが、そこで監督が、男優にヘッドフォンを外すように指示を与えると、彼女はおもむろに男優のズボンを下ろし、フェラチオをはじめます。そこから絡みへと移行していくのですが、その間、監督のカメラは常に、背後の女性タレントの姿を捉えています。主婦と男優が座位でつながり、二人は絶頂へと高まっていきます。主婦は「あ〜、イっちゃう、イっちゃう」と絶叫し、その刹那・・・

女性タレントの両目から、ポロポロと涙がこぼれ、彼女の表情がアップになります。

このときの彼女の表情が、何ともいえないんです。驚いているような、セックスで気持ち良さを感じることができない自分を、哀れんでいるような、でも、目の前で実際に男女が悦びを交換しあっているのを目の当たりにして、嬉しさを感じているような・・・

この表情を観た瞬間、僕の涙腺も、決壊しました。

その後、彼女も催眠誘導から絡みへと進み、セックスで気持ち良さを感じるに至るんですが、そのセックスがですね、なんというか、実にぎこちないんですよ。

彼女は、枕営業を続けて来たから、とにかく挿入が嫌で、しかも、早く終わって欲しいと常に考えている。だから、フェラチオが異様に上手なんです。フェラでイかせてしまえば、挿入されないで済むこともあるから、とにかくテクニックを磨いた。それは、モザイク越しでもすごさが分かる程です。でも、フェラの上手さと比べると、セックス自体はものすごい雑というか、マグロ状態とは違うんだけど、反応の仕方が分からないような、ぎこちなさがあるんです。

そのバランスの悪さというか、「いびつさ」が、これまでの彼女の不幸なセックスの歴史を表しているように思えたんです。ものすごく、哀しいセックスです。

その彼女が、監督の誘導と、男優さんのテクニックで、絶頂とまではいきませんが、気持ち良さを感じることができるようになるんですよ。男優さんのお尻に両手を回して、自分から腰を使いながら声を上げている。その彼女の姿を観て、またまた泣いてしまいました。

本当に衝撃作でした。「何なんだこれは?」って、観終わった後で独り言をいってしまった程でした。それはもう、AVの作品の枠を超えた、セラピーのドキュメントそのものでした。

心の裸を映し出す

それから、代々木監督の作品を観まくりました。「ドキュメント ザ・オナニー」、「チャネリングFUCK」、「ザ・面接」等々。著書も読んで(『プラトニック・アニマル』と『つながる』は名著!)、ついには、トークショーにまで出向いて、監督と直接お話しさせていただきました。

実際にお会いした代々木監督は、想像していたよりも小柄だったけれども、とにかくダンディーで声が渋い。あの声で、「いいんだよ、気持ち良くなってごらんよ」ってささやかれたら、僕が女性だったら、確実にイってます(笑)

代々木監督の作品はAVだから、当然、裸の男女が絡んでいるのを撮影している訳です。ですが、そこには、身体だけではなく、心の裸も映し出されているんです。すべての殻を脱ぎ捨てて、ありのままの自分で、男女が向き合う、だからこそ、代々木作品では、撮影の最中に、女性が、驚くべき変容を起こしていくんです。

代々木作品では、ラストのカットが、出演女性の笑顔で終わることが多くあるのですが、その笑顔が、本当に素敵なんです!

そんな監督の足元にも及ばないけれど、これからも、僕は僕なりに、体験者の女性に向き合っていこうと思っています。それで、少しでも女性が笑顔になってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。

なお、このページからの直リンクは貼りませんが、代々木監督が主宰する「女性のための愛と性の相談室 by 代々木 忠」というブログで、僕が思わず泣かされてしまった「ようこそ催淫(アブナイ)世界へ」の一部を動画で観ることができます。是非、一度ご覧になっていただければ、代々木作品の素晴らしさが、良く分かると思います。特に、女性には、観ていただきたいと思います。

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