リピートの葛藤 ①

中イキセラピー

「中イキ開発における、リピートをどう考えるか?」という議論には、賛否両論あります。

「開発は一度で終わらせるべき」という意見がある反面、あらかじめ、「中イキを達成して、それを定着させるには、少なくとも3回は施術を受けてください」と、リピート前提で、体験を受け付けている開発者の方もいらっしゃいます。

今回の記事では、僕の過去の恥ずべき黒歴史も交えながら、この問題について、今の僕の考えを述べさせていただければと思います(書き始めたら、かなりの長文になってしまいましたので、①、②、③と分けて公開することにいたしました。②は、こちら、③はこちら

このサイトをはじめたばかりの頃の僕は、リピートなんて、想定すらしていませんでした。

ケンタロウのご利用者様のご感想「中イキで大好きな自分になる!」の中に詳しく書きましたが、僕は、友人の怜奈さんに体験をお受けいただいた後、しばらくの間、いわゆる出会い系サイトを通じて、ご利用者を募っていました。その頃の僕は、怜奈さんと、その後、施術をさせていただいたえりいさんから、こちらが恐縮してしまうほどの感謝を受けたこともあって、妙な使命感と、「だから、もっともっと、この技術を深めなければならない!」という焦燥感にも似た、不思議な高揚感に包まれていました。そのため、とにかく、異なるタイプのたくさんの女性に開発を行うことを最優先に、ほぼ無条件で体験を提供しておりました。

「学びのため」と言えば、聞こえは良いのですが、今思えば、施術数優先で、恐ろしく雑な開発をしていたと思います。施術の技術面では、今と比べてもさほどの違いはなかったと思いますが、女性へのメンタル面でのケアについては、本当にひどいもので、当時の自分を目の前に正座させて、最低2時間は説教したいくらいです(苦笑) 

もちろん、このときの経験があったからこそ、今の僕があるというのも確かではあるのですが、それでも、「ひどい体験を提供してしまった」という罪悪感は拭えず、当サイトの「ご利用者リスト」には、当時お会いした方々のお名前は、あえて掲載しておりません。いや、正直に告白すると、失礼ながら、お名前も体験の内容についても、ほとんど記憶に残っていなのです。自らの経験値を高めることだけに専念していた、自己中男・ケンタロウの黒歴史です。

成功率にこだわることの危険性

さらに、当時の僕には、自分の技術に酔いしれていた部分もありました。そんな雑な開発でも、たまたまツボにハマれば、女性は中イキをしてくださいます。そうすると、「やっぱ、俺、スゲーっ!」となってしまうのです。そして、これが繰り返されると、やがては、開発の「成功率」にこだわるようになってしまうのです。

この成功率(当時の僕は「勝率」と呼んでいましたが)にこだわるようになると、必ず失敗(=負けること)を恐れるようになります。自分の価値が下がったように思えてしまうからです。すると、本来であれば、成功率を高めるために努力を重ねなければならないところを、ほとんどの人間はそれをせずに、楽な方向へと逃げてしまいます。


そう・・・相手への方の責任転嫁です(なんだか、書いてて辛くなってきましたww)

これが始まると、たいてい、二つの方向でこれを行うようになります。

一つ目は、「あなたがイケない理由、それは、施術者の私に、そしてそれ以上に、あなたが自分に対して、心を開こうとしていないからです」と、ご利用者の心の問題にしてしまうものです。「あなたが私を信頼しきっていないから、自分の限界を超えることができないのです!」といったように、「信頼」の問題にすり替えてしまう人もよくいらっしゃいます(僕も、かつて、言ってしまったことがあります)

う~ん、確かに、これはその通りなんです。決して間違ったことを言っているわけではないのですよ。ですが、初対面でセックスする相手に、それを求めるのはちょっと酷ではないかと思いますし、そうなることを前提に、いかに体験前、そして最中に、女性に心を開いていただけるのかに心を配ることが、開発者の務めではないでしょうか。もし、それがうまくいかなかったとしても、そこは自らの力不足を恥じ、潔く「負け」を認め、決して相手のせいにしないということ、それだけは、守らなければならないと思います。

だって、考えてみてください。そもそも、こうした体験を受けようとされている時点で、その女性は自信を喪失していたり、自己肯定感が低くなっている可能性が高いのです。そこに追い打ちをかけるかのように、「あなたは心を開いていない!」だなんて、たとえそれが事実であったとしても、それは、悦びの体験を提供している施術者の言うべきことではないと、僕は思うのです。中イキができないというお悩みを抱えた女性に、ご希望の経験をさせてあげられなかっただけではなく、お悩み事を増やしてお帰りいただくなんて、本末転倒にもほどがあります。

幸いにも、当時の僕は、現役のカウンセラーでもありましたので、この点については比較的気を付けながらやれていたと思います(それでも、不用意な発言をしてしまったことは、何度かありましたが) ですが、二つ目については、今、目の前に穴があったら入りたいくらい、頻繁に行っていました。

それは・・・どんな結果であっても、とりあえず「イケたこと」にしてしまう、ことです。

当たり前のことですが、中イキ開発を希望される女性は、中イキをした状態がどんなものか分かりません(厳密にいえば、僕達、男性開発者も本当のところは、何も分っていないのですが・・・) そして、中イキの感覚には、いくつかの「段階(レベル)」が存在します。

当サイトの記事やご利用者様のご感想の中で、何度も触れていることですが、体験を通じて、初めて中イキを得られた方の多くが、気持ち良さの中で、「ふわふわした」、「身体が一瞬浮かび上がって、そこから落ちていくような」、「ジェットコースターに乗って、落ちていくような」といった感覚を得られます。それは、そうした方々が事前に想像し、期待されていた、「頭の中が真っ白になる」、「頭から背中まで、稲妻のような快感が貫く」、あるいは、「宇宙の彼方まで飛んで行ってしまうような」感覚とは異なるかも知れませんが、理論上は(あるいは、生理学的には)、それは正しくイケている、つまり、膣内への刺激(=子宮への振動)を、脳が快感ととらえてオーガズムに達している状態なのです。

そのことを、ご利用者に正確にお伝えすることは、とても大切なことです。なぜなら、そうして「ちゃんとイケている自分」を自覚するところから、その後のさらに深い中イキへの過程がスタートするからです。ですが、相手女性が中イキ未経験者であることをいいことに(と、あえて書きました)、不必要にそれを多用して、自らの「負け」を回避しようとする開発者が多いことも、また事実なのです(かつての僕が、そうでした)

こうした開発者の多くは、施術中に、「イクっ」という言葉をご利用者に繰り返させたり、あるいは、「ほら、もうイっちゃうよ」という声掛けを多用する傾向があります。もちろん、これらは、中イキ達成のための心理的技法として大変効果があります。今でも、僕は、施術中にはこれを使いますし、サイトの記事やご利用者様のご感想のコメントの中でも、その重要性について言及しています。ですが、何事も節度が大事。中には、まるで、ご利用者を威嚇するような、「イケないなんて発想自体持つことを許さない」と言わんばかりの勢いで、これを行う人がいるのです。

あるご利用者に聞いた話ですが、中イキの開発の講座を開いていらっしゃる、著名な開発者さんの施術を受けたところ、手マンを開始したわずか数十秒後から、「ほら、イっちゃう・・・もう、イっちゃう。イっちゃってるよ、ほら、イケる。『イクっ!』って言ってごらん・・・言うと、イっちゃう・・・ほら、ほらっ、もう、イっちゃってるよ~」と、耳元でノンストップでささやかれ、それが気になって、イクどころではなかったといいます(苦笑)

このようにして、女性を追い込んでいくやり方が、功を奏すこともあります。ですから、方法論としては、間違いではありません。ですが、「もうイっちゃってる」という言葉を必要以上に繰り返すことで、ご利用者に、「これでイケなかったら申し訳ない」という気持ちを植え付けていないか、開発者は冷静に、自らの施術を顧みる必要があろうかと思います。それで、無理やり「イケている自分」を、ご利用者から引き出せたとしても、成功率は上がるかも知れませんが、結局は、イク演技をしてしまう女性を、また一人増やすだけになってしまうのです。

そして、先述した、「ふわふわした」中イキの初期段階の感覚についても、開発者はその扱いに気を配る必要があります。「ふわふわの達成=中イキ成功!」と、手放しで喜んでしまうことは、自らの成功率を高めるのには良いのかも知れませんが、それが本当にご利用者のためになるのかどうかについて、熟慮する必要があります。

ある女性は、この「ふわふわ」を感じられたかどうかを施術者から尋ねられ、「感じられました。でも、あれって、本当に、中イキだったんですか?」と素直に答えたところ、「え? 何言ってるの? ちゃんとイケてるし、それで大丈夫なんだから、余計なこと言わないでよぉ。そういう考え方すると、かえってイキ難くなっちゃうんだよぉ」と、逆ギレ気味に返されたそうです(ため息)

でも、僕には彼の気持ちは、ちょっとだけ分かるんです・・・そう、怖いんですよ、「勝率」が低くなるのが。

自分で言うのもなんですが、こういう開発をやっている男のほとんどが、かつて非モテだった時期があります!(あ~、言っちゃったww) 先生、反論は許しません!(爆)

でも、賢明な読者の皆さんならお分かりになりますよね? 最初からモッテモテで、女性が向こうから寄ってくるような男だったら、普通、こんな努力してないですよ(笑) 

ただ、その努力は、必ず報われます。セックスの上手な男性は、間違いなくモテます! まぁ、実際のところは、その「モテる」の定義が難しいのですが、もっとゲスな言い方をすれば、たくさんの女性とセックスができるようになります。そして、中イキ開発なんか始めた日には、これまでの自分の非モテ人生では想像することすら叶わなかった、素敵な女性とのエッチが日常となります(今回のサイトで、僕、相当、女性読者を減らしている自覚がありますww)

するとね・・・だんだん、怖くなってくるんですよ。その自分の「モテ」を支えてくれている、セックスの力を失うことが。そして、その力の裏付けとなっている勝率が低くなることも。そうやって、開発者の多くが、成功率の呪縛に囚われてしまいます。

ここまで病んでいなかったとしても、成功率が低くなることで、自信が低下することは確かです。ですから、それを避けるために、あらゆる説得の手段を用いて「とりあえずイケたことにする」開発者は、少なからず存在するのです。

ですが、改めてよく考えてみてください。これは、誰のための開発なのでしょうか? 開発者のあなたの性欲を満足し、自尊心を高めるためのものですか? 確かに、それもあるのかも知れませんが、開発の中心にいる人は、あなたではないはずです。

そう、中イキができずに苦しい思いを何年も重ね、そのお悩みを解決するという希望をあなたに託した女性、彼女こそが、その中心にいるのです!

ですから、中イキの成功を決めるのは、開発者ではなく、ご利用者の女性なのです!

「もやもや」の感覚も含め、中イキに関する事実を、正しくお伝えすることは大切です。ですが、ご利用者が、それでちゃんと納得して、満足ができたかどうか・・・中イキ開発の本当の成功というのは、そこまで見なければ結論が出せないものだと思います。くれぐれも、中イキの成功を、女性に強要してはいけません!

そう考えるからこそ、今の僕は、開発の成功率については、全くと言ってよいほど気にしておりません。「90%の成功率? なにそれ、美味しいの?」という感じです(笑)

こんなことを書くと、「ケンタロウは、そうやって、開発から逃げているだけなんだ」という批判が必ず出てくるかと思いますが、それは仕方のないことです。開発者が成功率にこだわりたいのであれば、とことんまでこだわれば良いと思いますし、サイトやTwitterで、その数字を大いに謳われても結構でしょう。そして、成功率が気になる体験希望者も、当然いらっしゃるでしょうから、そこはお互いに考え方が似ているということで、そこからの出会いが良い体験につながるかも知れません(皮肉ではなく、本気でそう思っています)

ですが、今の僕は、成功率よりも、その場、その場のご利用者の心身の状態に、徹底してこだわりたい気持ちが強いのです。中イキ開発という、場合によっては、達成までの長い道のりを必要とするチャレンジにおいて、そのとき、そのときのタイミングで、ご縁のあったご利用者の方に、自分にできる最大限のことをさせていただきたいのです。

かつては驕り高ぶり、成功率の奴隷になっていた僕が、現在の境地に至るまでには、それなりの葛藤の日々がありました。それは、そのまま、僕のリピートに対する思いにもつながっているわけですが・・・気が付けば、こんなに長々と書いてしまいました。さすがに、読者の皆様もお疲れだと思いますので、ここでひとまず筆をおき、残りは後半という形で、改めて記したいと思います。

次回、リピートの葛藤 ②へ続く。

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