中イキ開発の成功率と催眠深度の深い関係
この数カ月間の体験を通じて、再認識したことがあります。
それは、中イキ開発の成功率とご利用者の被験性(催眠へのかかり具合)との関連性です。
きちんとした統計を取ったわけではありませんので、あくまでも、僕自身の感覚としてそうだということですが、ご利用者が、中催眠(感情支配レベル)と呼ばれる深さまでの催眠に入れた場合、中イキの成功率は70%くらいになります。そして、深催眠(記憶支配レベル)まで入れた場合は80%以上、さらに幻覚域という深さまで達すると、成功率は90%を超えます。
このことが分かっていたので、僕は「中スキ!」の体験の中核に、催眠を置いてきました。そして、いかにご利用者を深い催眠状態へと誘導していくのかというのが、ここ一年程の最大のテーマでした。
研究の成果、そしてご利用者からのフィードバックのおかげもあって、初対面のご利用者への催眠誘導の技術は、自分で言うのもなんですが、かなり上達したと思います。
ですが、同時にはっきりと分かったこともあって、それは、やはり催眠は、ご利用者(被験者)の被験性(催眠のかかり具合)に大いに依存するものだという事実です。
つまり、催眠の技術だけでどうにかなる部分には限界があり、「かかる人には、かかる。けど、かからない人には、かからない」というのが、催眠の本質だということです。
このことは頭では分かっていたのですが、実体験を通じてそれを再認識できたことが、自分にとっては大事なことでした。
催眠と性的興奮
さて、催眠にかかりやすい人ほど、中イキ開発が成功しやすい理由ですが、それは・・・
催眠にかかると、女性を性的に興奮させることが容易になる
・・・からです。
女性が中イキするためには、性的興奮が欠かせません(中イキと性的興奮の関係については、近日中に別の記事の中で詳しく説明するつもりです) そして、中催眠以上の深さに達した女性は、催眠暗示によって興奮がしやすくなります。
中催眠が「感情支配レベル」の催眠と呼ばれることは前述しましたが、このレベルでは、文字通り、被験者の感情を、暗示によって動かすことができるようになります。その感情を性的な方向へと導き、興奮を生み出すことで、中イキのための精神的な条件を整えることができるようになります。
例えば、中催眠レベルで起こせる催眠現象の一つに、俗に「好き好き催眠」と呼ばれるものがあります。これは暗示によって、急速に被験者と施術者との間の親近感を増すというものです。これが成功すると、一時的ではあるのですが、被験者は施術者に「好意」を持つようになります。
セックスにおいて、好意はとても大きな意味を持ちます。好意のない相手に抱かれても、女性は、決して性的に興奮しないからです。
また、エッチな催眠(エロ催眠)についても、通常は、女性が中催眠より深いレベルに達したのを確認してから入れていきます。現象的には、エッチな催眠で用いられるのは、一つ下の軽催眠(運動支配レベル)で使われる暗示がほとんどなのですが、僕は必ず、女性が感情支配レベルに達してから、それを入れるようにしています。
例えば、「あなたの手の甲に、胸の感覚が移ってしまう」という暗示を入れて、甲に触れると胸に触られているように感じるという催眠は、運動支配レベル(身体に作用を及ぼす)の暗示でも十分に引き起こすことができます。ですが、手の甲を触れられて、それを性感として感じられるかどうかは、その女性がいかに性的に興奮しているかどうかにかかってきます。
さらに、一番深い幻覚域のレベルの催眠状態にまで入れると、言語誘導だけで女性を絶頂へと誘導することが可能になるのですが、そこでも必ず、女性が性的に興奮するシチュエーションを、暗示によって生み出すようにしています。例えば、あるご利用者は、子供のころから「触手に犯される」ことに強い性的興奮を感じてきました。そこで、催眠暗示でそうした場面を生み出して、そこでイってもらったのです。
いくら深い催眠に入れたからといって、「僕が数を3つ数えるとイってしまう」という単純な暗示だけでは、女性は決して絶頂には達しません。どういうシチュエーションで、どういう言葉遣いをすれば、女性がいかに性的に興奮するのかを常に考えながら、暗示を組み立てることが大切なのです。
催眠に対するスタンスに、変化が生じてきた
このような理由から、中催眠以上の催眠レベルに達する女性に対しては、その後の中イキ開発も、大変やりやすくなります。また、こちらの記事で書いた通り、スペンス乳腺尾部の開発や、体外的ポルチオの開発も、成功率が高まります。
ですが、前述したとおり、催眠は、「かかる人には、かかる。けど、かからない人には、かからない」のが現実です。催眠術師の間では、被験者が10人いれば、その中で軽催眠のレベルまで入れる人が7~8人、中催眠のレベルまで入れる人が5~6人、深催眠以上のレベルに入れる人は2~3人だと言われています。
そうしますと、体験で、中催眠以上のレベルに入って中イキができる人は、約半数ということになってしまいます。技術の向上によって、僕の中ではこの比率を高めることができてはいるのですが、それでも感情支配レベルの催眠に入れるご利用者は、10人中6~7人程度だと思います。
この現実を再認識してから、僕は以前ほど、体験で催眠を行うことにこだわらないようになりました。これまでは、「とりあえず催眠をかけさせていただきます」と言いつつも、結構頑張って催眠を行っていたのですが、最近は、本当に「とりあえず」という感じで、軽くやってみて、それで上手く行かなかったら、割とあっさり引き下がるようになりました(笑)
また、事前のメールのやり取りや、あるいは当日の様子を見て、ご利用者が催眠に対して不安感やネガティブなイメージを抱いているということが分かれば、無理に催眠誘導を行わないようにもなりました。
もちろん、催眠に興味を持ってくださるご利用者や、被験性の高い女性に対しては、これまで通り、ガッツリと催眠をかけさせていただいて、そちらの方面から性的興奮を高めるようにしています。
このように、催眠に対するスタンスに、変化が生じてきていることを、自分でも感じます。ですが、それは催眠を使うことに消極的になったということではなく、催眠の効果を最大限に引き出せる女性に対して、ピンポイントで使っていこうという方針になったということです。
催眠に頼らずに、性的興奮を生むには?
そうなると、催眠にかからない、あるいは催眠を行わない女性に対して、催眠という技術に頼ることなく性的興奮を生み出すことができるかということが、今後の中イキ開発における重要な鍵となってきます。
すでに、そのための研究は始めていて、試行錯誤をしている最中です。
ただ、自分の中では、最終的な着地点というのはすでに決まっていて、それをいかに体験の中で具現化していくのかというのが課題となります。
・秘匿性の下で、自己を解放して、エッチな体験を、思い切り楽しんでもらうこと。
「管理人プロフィール」の中で、体験の一番の目的として、僕がお示ししたものです。実は、これこそが、中イキ開発において、最も意識しなればならないことであることは、はっきりしています。
そして、これは僕とご利用者が、「一緒に」目指さなければならないものなのです。
ですから、僕のサイトを読んで、中イキ開発のご応募をお考え中のあなたにお伝えします。
もし、あなたが自分からは何も働きかけをしなくても、テクニシャン(笑)のケンタロウが気持ち良くさせてくれて、すぐに中イキができてしまう・・・そんな夢物語を期待されているのであれば、体験にはご応募はなさらない方が良いでしょう。
中イキ開発を成功させるためには、あなたの協力が不可欠です。施術者(開発者)とご利用者という立場を超えて、僕とあなたが、一緒に楽しいセックスをして、一緒に興奮して、一緒に気持ち良くなって、一緒にイク。それこそが、中イキを達成するための、一番の近道だと思います。
セックスも、催眠も、中イキも、決して一人ではできないのです。
2018年11月21日 追記
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