Starbucksではじめてフラペチーノをおごってもらった話

その他

*現在は、フラペチーノ・テストは行っておりません。

タイトルだけ読まれた方には、「なんのこっちゃ?」という感じでしょうが、「お申し込み・講座の流れ」「Q & A」を熟読してくださった読者であれば、「あぁ~、あのことか!」と、すぐにお気付きのはずです。

「中好き!」の講座では、受講当日のキャンセルも「可能」としております。具体的には、待ち合わせ場所でお会いできた時点で、ケンタロウから、「僕がお相手で、大丈夫ですか?」と確認を取ります。このとき、「この人とは無理だ」と感じたら、必ずその場でキャンセルをお申し出いただくように、女性にお願いしております(なお、ホテルにチェックイン後にキャンセルされた場合は、ホテル代を全額ご負担いただいております) そして、その場合、ペナルティとして、Starbucks Coffeeで「フラペチーノ」を、ケンタロウにごちそうしていただくことをお願いしているのです。

あるとき、受講者の女性から、「どうして、キャンセルのペナルティが、フラペチーノなんですか? そんなに、お好きなんですか?」と尋ねられたことがあります。

僕は、かなりの甘いもの好きですが、フラペチーノのファンという訳ではありません。普段、スタバに立ち寄ることはあっても、まず、自分では頼まないメニューです。思い返してみれば、前回、フラペチーノを飲んだのは、何と6年前! 暑い夏の季節に、シンガポール出張に行った時のことでした(笑)

実は、フラペチーノに固定する以前は、ペナルティの内容は、「ケーキをごちそうする」 さらに、その前は、「ケーキをごちそうして、一緒にお茶をする」だったのですが、キャンセルをしたくなるような男とお茶はしたくないだろうと考えたのと、ケーキについては、お店を探すのが大変なこともあって、店舗数が多く、営業時間も長い、Starbucks Coffeeのメニューから選ぶことにしました。

わざわざ、フラペチーノを指定しているのは、これが、それなりに値段の張る商品だからです。

僕は、ドタキャン(No show)、あるいは連絡なしのキャンセル以外は、どの段階でのキャンセルでも受け入れています。なぜなら、講座の内容そのものが、本質的に「躊躇して当たり前」のものだからです。ですから、キャンセル自体は「想定内」ではあるのですが、そうであっても、講座のために、僕が自分の時間を費やしていることには変わりありません。特に、当日キャンセルの場合、ほぼ一日を無駄にしてしまうわけですし、もし、もっと早くキャンセルを入れていただければ、その日に、別の女性との講座をお受けすることも可能であったかもしれません。つまり、キャンセルという行為は、それがどのような形であっても、人に迷惑をかける行為であることは間違いありません。だからこそ、ちょっとお高いフラペチーノ代をペナルティーとして支払い、迷惑行為を清算したうえで、あとはスッキリして、お互い前を向いて進んでいきましょう!・・・そういう意図を込めているのです。

ですから、事前のキャンセルや、当日のキャンセルであっても、何も臆することはありません。どうぞ、堂々とキャンセルを入れてください! 特に、当日、僕を目の前にして、「この人とは無理だわー」と感じたら、やめておくのが得策です。なぜなら、そういう気持ちを持ったままで講座に臨んでも、性的に興奮することは難しく、開発は間違いなく失敗に終わるからです。

心優しい女性の場合、「そうすることで、ケンタロウさんを傷付けてしまうのではないか?」と心配されることもあろうかと思います。はい、想定内ではありますが、確かに傷付きます・・・でも、せいぜい、1~2時の間、といった感じです(笑) 

それよりも、自分のそうした気持ちを抑えて、無理やり講座を受けられた女性と時間を過ごすことの方が、はるかに傷は深くなります。かつて、一度だけ、そういう方との講座を受けてしまったことがあったのですが、最悪の時間を過ごす羽目になりました。笑顔は全くなく、時々、ため息を漏らしながら、愛撫をしてもずっと天井を見つめたままで何の反応もない女性との時間は、苦痛でしかありませんでした。僕の興奮も冷め切り、途中からは「何のために、ここにいるのだろうか?」と自問自答するような状態でした。僕は、もう二度とあんな時間を過ごすことはごめんです。

ついに、その瞬間がやってきた!

とは言え、幸いにも、今までは、女性と実際にお会いしてからのキャンセルは、一度もありませんでした。

ただ、待ち合わせ場所で了承をいただいてから、ホテルに向かう道の途中で、ご本人の態度があまりにも煮え切れなかったので、こちらから再確認をしてキャンセルを提案したことや、体調不良の女性が、ホテルの部屋に入ったとたんに倒れられて、講座を急遽中止したことはありました。

ところが、今回は、お会いして、受講の意思を確認した時点で、キャンセルのお申し出があったパターン・・・つまり、初めての「フラペチーノ発動」の案件になりました(笑)

そのお相手は、29歳会社員のMさん。地方在住ですが、月一の東京出張に合わせて、講座をお申し込みくださいました。通常では、お申し込みから受講の可否をお伝えするまで数日をいただくのですが、その出張日まで、あまり間もなかったことと、たまたま、その日に仕事が入っていなかったので、お申し込み後すぐに、お受けするという返事を出しました。

当日、待ち合わせ場所に現れたMさんに、僕の方からお声がけをして、いつも通り、「僕はこんな感じなのですが、大丈夫でしょうか?」とお尋ねしました。すると、少しだけ間があって、Mさんが目を伏せられました。

「あ、これはダメだ」と、直観で分かりました。

すると、Mさんは、「ええっと・・・ダメな場合は、フラペチーノってことになるんですよね・・・」と、言いにくそうな声で告げられました。

「うわぁ~、ついにキャンセルキターーーーーー!!! 無敗記録破られる!」と、その瞬間は、妙にテンションの高い自分がいました(笑)

そのテンションのまま、スタバに移動して、夏限定の「ピーチオンザビーチフラペチーノ」をご購入いただきました。

店の前で、甘くて苦いフラペチーノをズズズーっと飲んでいると、Mさんが本当に申し訳なさそうに、「もしご迷惑でなければ、これもお持ちになってください」と袋に入った高級チョコを渡してくださいました。もちろん、それは、講座の中で食べるためにご購入をお願いしていたものです。ここで遠慮すると、かえって余計なお気遣いをさせてしまうだろうと思ったのと、そのメーカーのチョコは僕の大好物でもあったので、ありがたく頂戴しました(笑) 

ですが、ここまでちゃんとチョコを用意してくださったということは、Mさんは、僕に会うまでは、講座を受けられる意思をお持ちであったということです。そこで、「もしご迷惑でなければ、少しお話をお伺いできないでしょうか?」とお願いして、15分ほどでしたが、立ち話をさせていただきました。

僕からは、ド直球で、キャンセルしたいと思った理由をお聞きしました。

Mさんの答えは、「想像していたより、年齢が高そうに見えたことと、彼氏に申し訳ないという気持ちがどうしても出てきてしまって」というものでした。

年齢については、「何故だか分からないけど、30代前半くらいの人を想像していた」のだそうです。驚いて、「え? 僕、プロフィールに40代って書いてますよね?」と伝えると、「多分、その部分は読んだ気がするんですが・・・自分の勝手な思い込みで、もっと若い人をイメージしていて・・・他にも開発をお願いしようと考えていた人が何人かいたので、その人たちとごっちゃになってしまったのかも」と、Mさん。まあ、30代前半が登場するのを想定していて、そこに40代のおじさんが現れたら、当然、萎えてしまいますね(苦笑)

「でも、それよりも、彼氏に対する罪悪感が強く出てしまって・・・」 最初、Mさんのこの言葉は、僕への気遣いから出たものだと思ったのですが、実際にお話を伺うと、あながち嘘ではない様子です。と、言うのも、今回のご応募はかなり衝動的で、急に東京出張が決まったので、前から気になっていた中イキ講座を受けられると、あまり深く考えずに、勢いでご応募されたのだそうです。「それでも、実際に待ち合わせ時間が近付くと、『私、何してんだろう?』って気持ちがどんどん強くなってしまって・・・でも、彼とのエッチをもっと良くするために、中イキはできるようになりたいし・・・ものすごく迷っていました」と、Mさん。なるほど、そこに想定外のおじさんがやってきたので、一気に気持ちが冷めてしまったというわけですね。

その後は、少しでも彼氏とのエッチで感度が高まるように、いくつかのアドバイスをさせていただきました。Mさんは、「私の方からキャンセルしたのに、こんなに親身になっていただいて申し訳ないです」と、恐縮をしっぱなしでしたが、最後は笑顔で、「でも、ケンタロウさんとお話しできて、本当に良かったです!」と言ってくださいました。

彼女とお別れして、しばらくの間は、軽い放心状態でした。妙にテンションが高かったのが一気に冷めてしまい、気分も落ち込みました。すると、急に強い空腹を感じたので、近くにあるカレー屋に飛び込み、激辛のマトンカレーを注文しました。熱々のナンをお替りするころには、もう気分も元に戻っていて(早っ!ww)、今回のことを冷静に考えられるようになっていました。

正直、直前キャンセルはとても残念でしたが、それを実際に体験できたことは、良かったと思います。今後も、Mさんのように、勢いでお申し込みをされる方はいらっしゃるでしょうし、そうした勢いに頼らなければ、なかなか講座を受ける踏ん切りがつかないことも、また事実です。

それに、あと何年、僕がこの活動を続けられるのは分かりませんが、毎年、着実に年齢を重ねていくことになります。それに伴い、容姿の劣化も進んでいくことでしょう。

幸いにも、僕の体験には、10代や20代の若い女性もご応募くださいます。でも、彼女たちと僕との間は、ヘタしたら20歳もの年齢差があるのです! ですから、僕自身も、こうしたキャンセルに「慣れておく」必要があるのだと思います。

今回の記事を書いた理由

今回の記事を書くことについては、僕の中でも迷いがありました。その理由の一つは、こうした実際の事案を公開することで、直前キャンセルを軽く思われてしまう可能性があることです。「あ、あの人もやっているんだから、私がしてもいいか」みたいな、日本人的発想ですね(苦笑)

実際、Mさんからも、「このタイミングでキャンセルした人って、これまでにいましたか?」と質問され、「いませんでしたよ」と答えると、「ええ、私、どうしよう~」と、大変困られた様子でした。

ぶっちゃけた話をすると、そうした「申し訳ない」、「他の人はしたことがないのに、私だけなのは嫌だな」といった女性の気持ちを利用して、強引に受講まで持っていくことも、やろうと思えばできます。でも、僕は、それは絶対にしたくないんです。なぜなら、前述したとおり、女性のお気持ちに反して講座を行っても、お互いに何のメリットもないからです。

だからこそ、改めて、直前キャンセルは可能なのだということを、実例として示したかったのです。同時に、それでも、当日キャンセルという行為は、僕の気持ちを(少しですけど)傷付け、それに、僕だけではなく、他の受講を真摯に考えている、あなたと同じお悩み事を抱えた女性の機会を奪いかねない迷惑行為であることを、知っていただきたかったのです。それゆえ、ペナルティーは絶対に必要だと思いますし、その意味についても考えていただきたい。それが、僕の正直な気持ちです。

ですから、講座にお申し込みの際は、再度、サイトの情報や記事をしっかりとお読みいただき、「自分は、この講座をどれだけ必要としているのか?」、「本当に、ケンタロウに依頼してもよいのか?」といった点について、ご確認いただければと幸いです。そのうえで、どうしても無理なようでしたら、待ち合わせの場所での直前キャンセルも、堂々とお申し出てくださいね。

FOだけは、本当に勘弁してください

今回、Mさんには、「直前キャンセルをした人の例」として、大々的にご登場いただきましたが、実際、ちゃんと待ち合わせ場所までお越しいただき、そこでご自身の意思を示していただいたことは、僕にとっては大変助かるし、ありがたいことでもありました。

と、言いますのも、何といっても、僕が一番困るのは、受講をお引き受けした後で、ご本人とも連絡が取れなくなること、いわゆるFO(フェード・アウト)です。

僕は、ご縁を感じられた方にのみ、講座をご提供しております。ですから、当然、ご新規のご依頼主さんより優先して、そうした方々のスケジュール調整を進めていきます。そうした調整の過程で、きちんとキャンセルを入れてくだされば良いのですが、途中でFOされてしまうと、調整自体が宙に浮いてしまうことになるのです。

もちろん、ある一定の期間を置いて何の反応もなければ、こちらからキャンセルをお伝えすることにしています。ですが、それまでの間は、ご新規の方のスケジュール調整もお待ちいただくことになります。

FOの本当に理由は分かりませんが、「一時期の熱が冷めてしまった」というのが一番多いパターンなのではないでしょうか? もちろん、そのこと自体は理解できます。でしたら、繰り返しますが、どうぞ、堂々とキャンセルしてください。たった一言、「キャンセルでお願いします」でOKです。

それで、僕が、しつこく食い下がったり、叛意を促したり、逆ギレしたりすることは、絶対にありません。ただ、「分かりました」とお伝えして、これまでいただいたメールや画像を粛々と削除する作業をするだけです。

もう一度だけ、繰り返します。FOだけは、本当に勘弁してください! それは、あなたと同じお悩み事を抱える、他の女性にとっても迷惑になります。そして、あえて言わせていただきますが、それ以上に、あなたの抱える問題を深くすることにつながる可能性も持ち合わせているのです。

中イキに限らず、セックスをより良いものにするためには、相手とのコミュニケーションが大切です。だからこそ、それが見知らぬ相手との、メールを通じたやり取り一つであっても、きちんと意思の疎通を図ろうとする意志を通すか通さないかで、必ず、ご自身のコミュニケーション能力にも影響が生じます。「何を大げさなことを」と一笑に付されるかも知れませんが、それなりに女性との体験を積み上げてきた僕は、そのことを確信しています。事前に、きちんとした意思疎通をはかれる女性との講座の方が、中イキ開発の成功率が圧倒的に高くなるからです。

あなたが、他の開発者ではなく、わざわざ、僕のようなうるさ型の、書く文章も長くて面倒くさいおじさんとの講座をご希望されたということは、僕が大切にする、セックスとコミュニケーション能力の話にも共感していただけたからなのだと理解しております。だとしたら、最後まで、コミュニケーションを放棄することはせずにいてください。それは、セックスだけではなく、あなたの人生全般にも、必ず役に立つはずです。

直前キャンセルについて、自虐的にサクッと語ろうかと思って書き始めた記事でしたが、思いがけなく、書きたいことがあふれ出てきて、最後は説教みたいになっちゃいました。なるほど、こういうところが、「面倒くさいおじさん」ということなのでしょうね(苦笑) 

どうぞ、今後とも、「面倒くさい」ケンタロウとのご縁をよろしくお願いいたします。

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