「催眠で中イキって本当にできるんですか？」【ケンタロウのお悩み相談室】

はじめまして。これまでに女性用風俗を何度か利用したことがあるのですが、気持ちは良かったものの中イキはできませんでした。

ケンタロウさんのところは催眠で中イキをさせてくれるということですが、催眠で中イキって本当にできるんですか？

A.　ケンタロウからの回答

ご質問ありがとうございます。

まず、誤解の無いようにお伝えしておきますが、僕が提供している「中イキ・セラピー」では、催眠を施術のメニューの一つとして使用していますが、「催眠で中イキをさせている」わけではありません。

確かに、催眠は「中好き！」の施術の特徴の一つではありますが、催眠「だけ」で中イキを誘発しているのではありません。あくまでも、一連の中イキ開発における技術の一つとして用いているだけです。

また、催眠を使う時でも、催眠で中イキを起こしているわけではないんです。例えば、「あなたは中イキができるようにな～る」と催眠ボイスで暗示を繰り返し入れたところで、女性は決して達してはくれません（めちゃくちゃ催眠へのかかりの良い人で、すでに中イキの経験がある方であれば、可能性はゼロではありませんが）

中イキ・セラピーにおける催眠の位置付けは、ご利用者様が中イキを達成するための環境作りや条件付けです。簡単にいえば、「催眠にかかれると、中イキがしやすくなるのでかけている」ということになります。

僕は、「中イキ開発における催眠の三大効果」というものを掲げているのですが、それらは以下のとおりです。

①　リラクゼーション
②　性的興奮の喚起
③　集中と没頭

まず、①のリラクゼーションですが、中イキの達成には筋肉、特に、膣やその周囲の筋肉の緊張と弛緩が不可欠です。人間の身体は緊張することは得意ですが、意外と脱力が上手くできません。スポーツでも、脱力の大切さは、よく言われることですよね。

催眠にかかると、心身が深くリラックスします。このうち、身体がリラックスすることで、緊張と弛緩の落差が大きくなり、オーガズムが起こりやすくなります。また、心身のリラクゼーションは、次に説明する「性的興奮」を高めることにつながります。

②の性的興奮の喚起ですが、性的興奮は、視覚的刺激、身体的刺激、心理的刺激など、多くの種類の刺激によって起こります。これらの刺激により、主に骨盤周囲の神経に沿った副交感神経の活動が活発化し、心拍数が速くなり、皮膚が紅潮し、筋肉の緊張が高まり、いわゆる「興奮した」状態になります。

催眠にかかって心身がリラックスすると、副交感神経が優位になります。そのため、性的興奮が起こりやすくなります。同時に、いわゆる「エロ催眠」等を使うことで、感度を高めたり、その人の持つ性的ファンタジーを再現したりして、より強い性的興奮を促すことができるようになります。

③の集中と没頭は、性的興奮が高まった後、いよいよオーガズムの達成を目指す段階において必要不可欠な条件です。オーガズム、特に、精神面の影響が強い中イキというイキ方においては、「気持ち良さ」に集中し、その行為に没頭することが大切です。

簡単にいえば、「快感に集中して、セックスに没頭する」ということです。

通常の意識状態では、エッチに集中できなかったり、羞恥心から「乱れる」ことに抵抗を覚えてしまう女性でも、上手に催眠にかかれると、こうしたブロックを外すことができるようになります。それには、もちろん催眠状態特有の心身の状態が大きく影響しているのですが、僕の考えでは、「催眠を言い訳にできる」ということもあるのではないかと思います。

つまり、「セックスで乱れていたのは、催眠のせい。普段の私とは違う」ということです（笑）

上記の三大効果以外にも、度々、サイトの記事の中で書いていることですが、深い催眠にかかれる女性は、スペンス乳腺尾部や体外式ポルチオの開発の成功率が高い傾向があり、続けて行う中イキ開発にも、良い影響を与えています。

ちゃんと統計を取ったわけではありませんので、あくまでも僕の肌感覚というところでの話になりますが、これまでのご利用者様の中で、深い催眠状態に入れた方の中イキ達成の成功率は、9割5分といったところです。

なかなかすごい数字ではありますが、この「深い催眠状態に入る」というのも、それなりに難しいことですので、ハードルは決して低くないと思います。ですが、催眠にかかれることは、中イキ達成の絶対条件というわけではありませんし、それこそ実際の中イキ開発においては、文字通り「手を変え品を変え」、ありとあらゆるルートからオーガズムの頂を目指します。

ですから、催眠はあくまでも「中イキ開発に有効な技術の一つ」としてお考えいただくのがよろしいかと思います。