
*2021年度より、「体験」を「中イキ講座」、「体験者」を「受講者」、「体験談」を「中イキ講座・受講者のご感想」へと、それぞれ名称変更いたしました。
*こちらの講座は、緊急事態宣言の再発令以前に行ったものです。
受講の動機:皆さんの感想を読んで、「同じような気持ちを抱いてる女性は多いん
サチさんのご感想
ケンタロウからのコメント
サチさんは、Google検索で「中好き!」を見つけられ、ご応募くださいました。
決断を後押ししたのは、やはり、受講者のご感想(体験談)であったそうです。
長文であっても、たった一言であっても、また、満足いただけた感想であっても、そうでなかったとしても、実際に講座をお受けになられた女性の生の声は、受講をお考えの方にとっては、本当に貴重な情報となり得ますし、僕自身にとっても、励みになったり、反省を促す良いきっかけとなります。
その意味でも、受講者のご感想が、このブログのメインコンテンツであることは間違いなく、これからも、お寄せいただいたご感想には、真摯に向き合っていくつもりでおります。
さて、今回の受講者のサチさんは、中イキの経験がなく、イケるようになることを、少し諦めかけていたタイミングで、ご感想をお読みになり、「受講してみたい!」と思われたそうです。
現在は、パートナーの方はいらっしゃらないのですが、少し前までお付き合いをされていた男性は、丁寧にエッチをしてくださる方で、十分に気持ち良くはなれたものの、イクところまでは達せず、彼が先にフィニッシュしてしまった後に、サチさんが自分でしてイクことも何度かあって、その度に、モヤモヤしたお気持ちが残ってしまうとのことです。
受講当日のカウンセリングでは、さらに踏み込んで、色々なお話をお伺いいたしましたが、むしろ感じやすい方ではあるものの、「中イキするということが、よく分からない」という感じであることを把握いたしました。
そこで、「レクチャー」を通じて、この辺りについて、しっかりと学んでいただきました。
サチさんが、ご感想に書かれている通り、「人体の不思議な性質に驚かされることが多い」内容であったと思います。「目から鱗」という表現をなされていましたが、通常のイメージとは違う観点から中イキを捉えようとするので、戸惑われる方も、当然いらっしゃるかと思います。
サチさんは、レクチャーの内容については、しっかりとご理解いただけたようですが、それを実際に、ご自身の感覚へと落とし込むことは、また別の話です。
それをサポートするために、催眠体験をお受けいただきましたが、最初に、被験性テストから、催眠誘導を行った際には、サチさんの被験性はかなりのものではないかという印象を得ました。ところが、深化法を行っている最中に、スッと冷静になってしまった瞬間があったとのことで、そこから先は、催眠が入らなくなってしまいました。
もう少し上手に、サチさんの能力を引き出すことができたらと反省しきりですが、催眠の成功には、様々な要素が複雑に絡んでくるのも事実ですので、この日は、ここが限度であったのだと思います。
もちろん、「リラクゼーション催眠」も行ってみましたが、導入には成功したものの、あまり深くは入らなかったご様子です。
その後、入浴をしていただいてから、サチさんには、チョコレートを食べていただきます。
すると、おもむろに手提げ袋から、小箱を二つ取り出したサチさんが、一つを僕に手渡して、こうおっしゃいました。
「これ、持ち帰ってください。ケンタロウさんに、プレゼントです!」
そして、その箱に書かれていた文字は・・・
LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE
キャー(≧∇≦)!!!
再び、会えるなんて。何という僥倖!
その場で、お土産以外にも、その場でお裾分けいただきましたが、本当に美味しいです♪
さて、チョコを食べていただいて、サチさんの脳内の快感誘発物質の分泌も促せたので、いよいよ性感セラピーを開始いたします。最初は、パウダーマッサージからスタートです。
くすぐったがりだという、サチさん。場所によっては、マッサージによる快感よりも、くすぐったさが強く出てしまうこともありましたが、性的興奮と感度を高めるのには、成功した模様です。
スペンス乳腺尾部の開発を行い、体外式ポルチオにもトライしましたが、こちらではかなり良い反応を引き出せました。
続いて、クンニリングスで十分に性感を高めてからの、膣内マッサージを行うと、かなり良い反応を示されたので、そこで、催眠カウントによるマルチオーガズムを体験していただきました。
小さく、軽く、何度もイクことを繰り返していただきながら、少しずつ感度を高めていきます。
事前にお送りした、中イキをサポートするエクササイズにも真摯に取り組んでくださったという、サチさん。身体の緊張→脱力の仕方が、とても上手です。
しばらく、マルチオーガズムを続けていただいた後、挿入してから、同様にカウントで小さくイクことを試してみます。十分な反応を引き出せたタイミングで、ひとまずフィニッシュとなりました。
その後は、しばらく休憩した後で、サチさんの、素晴らしく形の良いヒップの性感のツボへの刺激を行ったり、拘束や緊縛の体験、吸引式クリトリスバイブを使って、改めてマルチオーガズムを体験していただく等々、好奇心が旺盛なサチさんには、時間内にできることは何でも試していただきました。
ところが、最後の質疑応答の時間で、真っ先に、サチさんからこう質問されました・・・
「私、ちゃんとイケてましたか?」
もちろん、ちゃんとイクことはできていたのですが・・・こうした言葉が出てしまうことも、ある意味当然のことであろうかと思います。
傍から見れば、サチさんは、間違いなくオーガズムに達しているように見えるはずです。肌は紅潮し、快感の声を上げ、身体に緊張が走り、「イキそう!」を叫ばれた直後に、脱力して全身に痙攣が起こる・・・誰が見ても、女性がイケている姿に他ありません。
ですが、それだけの反応を示されても、サチさんご自身に「私は、ちゃんとイケたんだ」という納得のお気持ちと、満足感が起こらなければ、開発は道半ばだということです。
このブログでも、繰り返し書いていることですが、中イキが達成できたかどうかは、女性の「自覚」にかかっているのです。ですから、僕が「大丈夫です。ちゃんとイケてますよ」と太鼓判を押したところで、サチさんご自身にその自覚がなければ、どうしてもモヤモヤした感じは残ってしまうかと思います。
とは言うものの、サチさんが、膣内でのマルチオーガズム、つまり、小さく、軽く、繰り返しイクということに成功されていたことは、否定のしようがありません。そのことについては、ご本人にも、きちんとお伝えしました。後は、それをどのようにして育てて、オーガズムの自覚へと導いていくのかが課題となります。
そのための、オナニーの仕方や、セックスでの意識の持ち方等について、最後にお伝えいたしました。
「正直、想像していた人物像や内容と違った部分は多々ありました」と、ご感想にお書きになられていた、サチさん。
人物像については、まあ、仕方のないことですが(笑)、講座の内容については、かなり戸惑いを感じられたことでしょう。
僕は、中イキ達成のために最も重要なのが、メンタル面であると信じているのですが、その一つの方法として、僕は、マルチオーガズム理論をベースにしたレクチャーを提供させていただいております。
これは、有効な手立てであるとは思っているのですが、もちろん、唯一絶対のものではありません。ですから、これをどう生かしていっていかれるのかは、この後のサチさんに委ねることになります。
ただ、感度はとても良く、好奇心もお強く、感性も鋭い方ですので、ご自身の心と身体に意識を向けて、セックスを楽しみながら色々試していただければ、今回身に付けられた小さくイク、イキ方に深みが出てくるものと思います。
サチさん、この度は、受講いただきまして、本当にありがとうございました。そして、チョコのお土産も嬉しかったです!
*ご感想はご本人の許可を得て、メールから転載させていただいております。プライバシー保護のために、必要に応じて修正加筆を行っている箇所もあります。
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