「イク」とは、どういう状態なのか? 「脳イキ」から考えるオーガズム ①

中イキセラピー

「イク」とは、どういう状態なのか?

Twtitterで「脳イキ」という言葉を初めて目にした時、僕は、「何それ?」と反応したと同時に、「脳でイクのって、当たり前のことじゃん」と思いました。

本サイト内でも、あちこちで触れられているとおり、身体への性的な刺激は、最終的には脳で認識されてこそ「快感」になるわけですし、「イキ=オーガズム」も、その延長線上にあるものだからです。

ただし、巷で使われている「脳イキ」という言葉には、そのような、人間の性感のメカニズムに加えて、特殊な(と、施術者が主張する)技術としての意味が与えられているように思えます。

「脳イキ師」とか「脳イキカウンセラー」と称する人たちは、そうした技術を提供して、女性(あるいは男性が)「イク」ためのお手伝いをされているのです。

ですが、このように、同じ言葉にいくつもの意味があって、使っている本人でさえもその言葉をきちんと理解していないケースも多いことから、「脳イキ」という言葉だけが、一人歩きしてしまっている傾向があるように思えます。

そこで、今回から数回に渡って、僕なりに、この言葉の意味を解きほぐすことよって、脳イキ、そして「イク」という現象の本質に迫ってみたいと思います。長文で、ちょっとだけ難しい内容となりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

脳イキとクリイキ(外イキ)

まず、脳イキの「本来の」意味から説明します。これは、単純に、人間がオーガズムを感じている脳の状態を意味します。

わざわざ、「本来の」と、断ったのには理由があります。それは、「脳イキ」という言葉が、この意味で使われることがほとんどないからです。

例えば、「クリイキ(外イキ)」という現象(と言葉)があります。一般的には、クリイキは脳イキとは別のものとして扱われています。

クリイキは、女性が性的に興奮した状態にある中で、クリトリスという器官に、刺激を与えることで達成されるオーガズムを意味します。女性のクリトリスには、男性のペニスの倍の、8,000本以上の感覚神経が通っていて、ここへの刺激が、神経を通じて脳へと達します。

そして、この刺激が蓄積されていき(「累積的な性的緊張」といいます)、それが限界まで達した時に「解放」と「弛緩」が起こり、同時に発生する、過度の呼吸、心悸亢進(心拍数の増加により、心臓がドキドキすること)、および骨盤まわりの筋肉の収縮を、脳が「快感」と認識することによって、オーガズムが達成されます。

変な例えですが、うんちを我慢して(身体的な緊張が累積していって)、「もう限界だ〜」というタイミングで、トイレで出すことができると、最高に気持ちいいですよね(笑) あれに「性的興奮」が加わったものが、オーガズムであると考えると、イメージが掴みやすいかと思います。

ただ、いくら、クリトリスに神経が集中しているからといって、クリトリス自体が感じている訳ではありません。神経の数が多いだけ、クリトリスへの刺激は、累積的な性的緊張を起こしやすく、オーガズムを誘発しやすいのですが、上記の説明でも分かるように、人が快感を感じることができるのは、全て脳の営みによります。

ですから、厳密にいえば、クリトリスのような感覚神経(末梢神経)への刺激であっても、後述する、それ以外の刺激であっても、脳がその刺激を認識してオーガズムを引き起こしたのだとしたら、それは、本来の意味での脳イキとなります。

そして、その意味において、すべてのオーガズムは脳イキ(という状態)であるというのが真実なのですが、一般的には、クリイキのように、感覚神経に直接的な刺激を与えて達成されるオーガズムは、「脳イキ」とはみなされません。

なぜ、このような考え方が広まってしまったのかというと、それは後述する別の意味が、脳イキの意味として定着してしまったからなのです。

次回、「イク」とは、どういう状態なのか? 「脳イキ」から考えるオーガズム ②につづく

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