2022年2月の講座から、カウンセリングおよび心理セラピーに関する新しい方針を定めました。今後は、この方針に沿って、講座を進めていくことになります。
今回の記事では、方針転換の経緯と、新しい方針下でのカウンセリングと心理セラピーの進め方等について、説明させていただきます。
ただし、カウンセリングおよび心理セラピーの具体的内容につきましては、受講者に先入観を与えないため、また、心理学のバックグラウンドを持たない同業者が、表面的なテクニックのみを真似して施術を行うことを避けるために、割愛させていただきます。
また、講座の中で、カウンセリングは必ず行いますが、心理セラピーにつきましては、カウンセリングの結果、必要であると僕が判断した場合にのみ行います。そのため、心理セラピーのみを目的とした受講や、セラピーのリクエストには応じることができませんので、ご注意ください。
方針転換の経緯
これまでの講座では、ご挨拶からの流れで、口頭でカウンセリングを行うことが多かったのですが、今後は、インテーク・フォーム(後述)も用いて、より正確に、受講者様の心理面をケアさせていただくことになります。
決して、これまで手を抜いていたわけではないのですが、カウンセリング、レクチャー、性感セラピー(性感開発の施術)という、講座の三大要素のバランスを考えたときに、「性感セラピー>レクチャー>カウンセリング」の順になっていたことは、間違いないと思います。今後は、これを「カウンセリング=レクチャー=性感セラピー」のように、同等にバランス分けいたします。ただし、カウンセリングの結果、心理セラピーが必要であると判断すれば、そこに注力いたしますので、その場合は、カウンセリングの割合が一番大きくなります。
カウンセリングというか、心理セラピーを積極的に導入してこなかったのには、明確な理由が二つございます。一つ目は、僕が「中好き!」で行う心理セラピーは、結構、ハードなもので、かつて、プロのカウンセラー時代に行っていたセラピーの簡易版ではあるのですが、それでも、受けられた受講者様は、心身ともに疲労困憊になることが多いからです(当時のフルバージョンは、最低でも、3回に分けて行っておりました)
それだけ、ご自身の心と、正面から向き合うということは、大変なことなのです。
過去にも、このセラピーを施したところ、受講者様が疲れ果ててしまい、その後のレクチャーや性感セラピーができなくなってしまったことが、数は少ないとはいえ、何度かございました。
一応、中イキ開発を目的に受講いただいている手前、「心理セラピーで疲弊させてしまい、その先に進めなくなってしまう状況はいかがなものか」と考え、その積極的導入には、二の足を踏んでおりました。
もちろん、理想は、2時間くらいのセッションを、連続して3回程度お受けいただき、それぞれの回で、カウンセリング、レクチャー、性感セラピーを行うというものです。ですが、そうしたプログラムをご用意したところで、きっちり3回分をコミットしてくださる方は、ほとんどいらっしゃらないでしょうし、完全無料でやらしていただいている手前、僕自身の金銭的負担も、大きくなります。ですから、やはり、1回のセッション(講座)の中で、上記の三大要素をバランスよく配置する方が、得策であると考えておりました。
二つ目の理由は、プロ・カウンセラー時代の僕は、このセラピーで、高額の施術料金をいただいておりました。そのため、簡易バージョンとはいえ、無料でそれを提供することには、正直、かなりの抵抗がございました。また、先程、受け手が疲労困憊するという話をしましたが、施術を行う僕自身にも、それなりに心身の負担を強いるセラピーですので、現役から退いた自分に、それをやり続けられるのかどうかという不安もございました。
ただ、約7年に渡って「中好き!」の活動を続けさせていただく中で、中イキ開発には、心理面・精神面・メンタル面が最も大切であるということを確信し、その想いはますます強くなっております。そのため、今後も開発者を名乗って活動を続けるのであれば、この部分を避けては通れないという気持ちになり、覚悟を決めた次第です。
新しい方針下でのカウンセリングと心理セラピーの進め方
カウンセリングについてですが、2月から、少しだけ、やり方を改めることにいたしました。基本は変わらないのですが、よりはっきりとした形で、カウンセリングを行い、必要に応じて、積極的に心理セラピーを導入することにいたしました。
とは言え、1回の講座を通じて、「一期一会」を大切にするという基本方針は変わりませんし、三大要素も、そのまま取り入れます。大きく変わるのは、カウンセリングのやり方で、前述した通り、僕がプロ時代に用いていたインテーク・フォーム(カウンセリング用の質問フォーム)をベースに、中イキ開発に特化したフォームを新たに作成し、それを使ってより短時間で、より深い心理分析を行えるように工夫いたしました。その上で、心理セラピーを行うか否かの明確な基準を設け、必要がないと判断すれば、そのままレクチャーから(催眠体験を挟んでの)性感セラピーへと進み、逆に、必要であるとの判断に至れば、レクチャーの後で、心理セラピーを行う形へと改めました。
心理セラピーを行った場合、その疲労度によっては、その後の性感セラピーを行うことが難しくなる可能性もあるのですが、そのことを、受講者様にしっかりとお伝えした上で、心理セラピーをご希望されるかどうかの確認を取ることにいたしました(もちろん、それ以外の、心理セラピーに関する注意点についてもお話しした上で、ご意思の確認をいたします)
ただ、僕自身も、長年の開発を通じて、中イキに必要なメンタリティーを、ある程度把握しておりますので、そこに集中してセラピーを行うことで、心身への負担はかなり軽減されていると思います。
これからの「中好き!」の目指す方向性
上記の通り、今後の「中好き!」の講座は、三大要素はそのまま残しつつ、より心理・精神・メンタル面のケアを通じた、中イキ開発を目指すことになります。
とは言え、カウンセリングの結果、心理セラピーが必要でないとの判断に至れば、無理にすることはありませんし、逆に受講者様からリクエストがあったとしても、すべきでないと判断すれば、セラピーをお断りすることもございます。
正直、カウンセリングの内容は、受講者様のプライベートな部分にも触れることになりますので、そうした部分にタッチされることを望まない方、また、長時間のカウンセリングやセラピー、レクチャーを面倒だとお感じになられる方、とにかく、テクニックだけで(施術だけで)中イキ開発をしてもらいたいとお考えの方には、「中好き!」の講座は向いていないと思います。そうした部分もご考慮の上、お申し込みをご検討いただければ幸いです。
新方針を示してから、まだ日が浅く、未だ試行錯誤を続けている状態ですし、正直、プロのカウンセラーとしてバリバリやっていた時代と比べて、技術がさび付いていることを感じないわけではありません。そうした点ついては、講座での実践を通じて、少しずつブラッシュアップしていくほかないと考えております。
これからも、「中好き!」をどうぞよろしくお願いいたします。
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