その日のセックスで、彼女が感じる部分を探してみよう!【女性の性感帯】

ある女性からの相談

ある女性から、こんな相談を受けました。

「彼氏がセックスのとき、いつも同じ場所を、同じやり方でしか愛撫してくれない。そして『ここが気持ちいいんだろう?』って必ず聞いてくるのが辛い」

ここまで読んで、「あ〜、分かる!」って思った女性読者も、多いのではないでしょうか?

その逆に、ほとんどの男性読者は、「それのどこが問題なの?」と思ったに違いありません。

セックスの最中に、女性が感じる部分、つまり「性感帯」を発見したとき、男性はとても嬉しくなります。自分の愛撫で、女性が声を上げ、乱れ、感じてくれる。それは男性にとっても、大きな喜びとなります。

特に、それが乳首やクリトリスのような、「いわゆる性感帯」ではなく、その女性だけが感じる「特定の場所」であれば、何か彼女の秘密を見つけたようで、その嬉しさはさらに増すことでしょう。

ですから、男性が毎回のセックスで、彼女の同じ性感帯を愛撫し、彼女が「感じている」ことを確認しようとすることは、ある意味、当然のことなのかもしれません。

ですが、男性には、女性の性感帯というのは、想像以上にデリケートなものであるということを、是非、知ってもらいたいのです。

女性の性感帯はデリケート

女性の性感帯は、その日の体調、気分、あるいはセックスをする環境(気温、湿気、照明の明るさ等)で微妙に変わります。

乳首やクリトリスの感度ですら、毎回のセックスで異なるものなのです。

スペンスの乳腺尾部については、このブログでも何度か記事にしましたが(「胸にもGスポットがあった!?」「スペンスの乳腺尾部を実際に開発したらこうなった」)、ある女性に、この部分の開発を行って成功した後、別の機会に同じ部分を愛撫したところ、くすぐったさのみが強く出てしまって、性的な快感を与えることはできませんでした。

このことからも分かるとおり、女性の性感帯、そしてその感度は、日々変化するということです。

もちろん、他の場所より感じやすい部分は、確実に存在します。ですが、その部分であっても、感じ方はその都度違うのだということを、男性は知っておくべきです。

だからこそ、「ここが気持ちいいんだろう?」と断定口調で告げることは、女性を戸惑わせます。

確かにその場所は、前回のセックスでは、彼女が気持ちよくなれた場所なのかもしれません。ですが、その日のセックスではあまり感じない。そんなことは、女性にとってはよくあることなのです。

それでも、男性が、「自分が感じたところをちゃんと覚えていて、その部分を愛撫してくれている」・・・そのことを嬉しく思い、またここで「感じない」と告げてしまったら男性に悪い、彼の気持ちを萎えさせてしまうのではないかという恐れから、感じるフリをしてしまう女性も多いと思います。

それが毎回続くと・・・それは、単なるプレッシャーになってしまいますよね。

ですから、男性の皆さんは、女性の性感帯は、本来とてもデリケートで、同じ女性であっても、日々刻々と変化していくものであるとの認識を持ってあげてください。そして、毎回、ちゃんと女性とコミュニケーションをとりながら、その日のセックスで、彼女が感じる部分を探してみてください。

ましてや、「女だったら、ここ感じるはずだろ?」というのは、絶対に言ってはいけません。なぜなら、全女性に共通した性感帯なんてものは、そもそも存在しないからです(苦笑)

男性は本能的に、女性が感じる姿を見て興奮するものなのです。でしたら、変なプレッシャーを与えて、彼女が「演技」で感じるのを見るよりは、ちゃんとコミュニケーションをとって、彼女が本当に快楽に悦ぶ姿を見て、セックスを楽しみましょう!

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