Bコースご利用 あてゃさん 34歳 【中イキ講座・ケンタロウからの講座報告】

*2021年度より、「体験」を「中イキ講座」、「体験者」を「受講者」、「体験談」を「中イキ講座・受講者のご感想」へと、それぞれ名称変更いたしました。

*2022年度8月以降は、コース別制度の導入に伴い、原則として、Aコース受講者のご感想のみの掲載となります。Bコース受講者については、「ケンタロウからの講座報告」という形で、講座内容をシェアさせていただきます。今回は、受講者様からご感想のメールをいただき、掲載の許可も取れましたので、ご紹介することにいたしました。

 
受講者:あてゃさん 年齢:34歳 職業:会社員 パートナー:なし

受講の動機:中イキを体験してみたくて。

あてゃさんからのご感想

ひと言で感想を述べるとすると「たのしかった!」です

特に催眠はどうやらかかりやすい体質だったということもありまして、頭では分かっていても身体が勝手に動いてしまったり、反応してしまう

というなんとも不思議な体験が印象的でした

初めは催眠って怖いなとか怪しいなと思っていたのですが、かかってみると

心や身体がだんだんと解放されていって、欲望に忠実になることができました

そのため、施術の時間では、いつもは相手にどう感じてもらうかといった相手目線に立っていることが多いのですが、

よい意味で自分本位になれたので経験したことのないくらいの気持ちよさでした

また、催眠もさることながらケンさんが事前にヒアリングを丁寧に行ってくれたり、レクチャーで身体や脳の仕組みの本質的なことを教授してくださったり、

わたしのリクエストに応じてくださったりしたので、素敵な時間を過ごすことができたと思っております

ありがとうございます!

今度はおすすめされた緊縛を依頼しようかと思っております

暑い日が続きますので、ご自愛くださいませ

ケンタロウからの講座報告

今回、Bコースでご応募くださったのは、あてゃさんです。これまでに、中イキしたことがなく、一度は経験してみたいということで、ご応募くださいました。

待ち合わせの当日は、8月の酷暑日で、最終意思確認を行った後、灼熱から逃げるようにしてホテルへと駆け込みました。入室してから、エアコンをマックスにかけて10分、ようやく落ち着くことができました。

改めてご挨拶を交わした、あてゃさんは、澄んだ大きな瞳がとても印象的な美人さんです。まずは、軽くお話をする感じで、カウンセリングから始めていきます。

あてゃさんは、中イキしたことがないとのことでしたが、どちらかといえば、「中イキの感覚がよく分からない」という方が合っているのだそうです。これまでに、数度、女性用風俗を利用されたことがあるのですが、そこでも、セラピストさんから、「もう、中イキできていますよ」と言われたそうです。

セラピストさんもプロですから、その判断自体は間違ってはいないはずです。ただ、身体に中イキの反応が出ることと、ご本人が中イキの自覚ができるようになることとの間には、隔たりがあることが多いのです。中イキ開発においては、この「自覚を持っていただく」という部分が一番難しいと、僕は考えております。

カウンセリングを終えると、レクチャーで中イキのメカニズムを学んでいただき、催眠体験へと移ります。実は、あてゃさん、催眠に対しては、当初はかなり強い不安感をお持ちでした。ただ、その時に、「どのような催眠をかけるのですか?」「催眠をかけられたら、ずっとかかったままになるのですか?」等のご質問をいただいていたので、「催眠は、主にリラクゼーションと性的興奮を高めるために一時的にかけます。ずっとかかり続けることはありません」と回答したところ、「そういうことでしたら、面白そうですね」というお返事をいただけたので、「当日の気分次第で、体験をするかどうかを決めましょう」というということになっていました。そして、改めて打診したところ、「試してみたいです」とのことでしたので、催眠をかけさせていただくことになりました。

まずは、被験性テストから始めましたが、その時点で、「あ、これは逸材だ!」と感じました。とにかく、暗示に対する反応が良かったのです。その後、催眠導入から深化法、運動支配から感情支配、ちょっとエッチな催眠を挟んで、記憶支配まで進むことができました。そのままの勢いで、幻覚域に挑戦しても良かったのですが、確実性を増すために、ここで「リラクゼーション催眠」を行うことにしました。今でこそ、催眠で現象(手が固まったりする)が起こらなかった際に、純粋に催眠トランスを楽しんでいただくために使うことの多い技法ですが、元は催眠の深化法を応用したものです。そのため、今回のように深い催眠レベルまで誘導する直前に使用することもあります。

リラクゼーション催眠を経て、いよいよ幻覚域に挑戦します。「今、あなたが一番行きたい場所(シドニーを選ばれました)」をイメージしていただき、その場所へ一瞬で飛んでいくという暗示を入れます。そして、ゆっくりと両眼を開けていただき、あてゃさんに尋ねます。

「今、あなたの目の前には、どんな光景が広がっていますか?」

「青い・・・空が見えます」

この時点では、ベッドの上に仰向けに寝る姿勢になっているので、当然、目は空を向いている訳です。そこで、ゆっくりと身体を起こしてもらい、改めて、何が見えているのかを尋ねます。

「・・・白い・・・白い建物が見えます」

「それは、シドニーのオペラハウスですか?」

「あ、それです・・・すごく綺麗・・・来れて嬉しい!」

もう完全に、幻覚域の催眠に入られています。そこからは、イメージの中で、シドニーの一日観光をしていただき(このとき、あてゃさんがずっと笑顔だったのが印象的でした)、ホテルに戻って来てから、「一日の疲れと汗を流すために、シャワーを浴びたくなる」という暗示を入れました。その暗示に反応して、その場で服を脱ぎ始める、あてゃさん。そして、下着姿(とっても、素敵な下着にドキドキしました!)になった時点で、「でも、シャワーを浴びる前に、ちょっとスッキリしたくなってきたので、その場でオナニーをしてしまう」という無茶振り過ぎる暗示を入れると、そのままベッドに倒れ込んで、自分で始めてしまいます(笑) 「一日中観光して、疲れてホテルに戻って来て、シャワーを浴びる前に、さすがにオナニーはしないだろう!」と、自分でも一人ツッコミを入れていましたが、そんな無茶が通るのも催眠の面白いところです(実際には、もっと細かく暗示を与えて、理論的には破綻しないストーリーを与えましたが・・・)

オナニーから、そこに「今、一番セックスしたい相手」を乱入させ(これも無茶苦茶な状況ですねww)、セックスをしていただきます。ここで出来るだけ細かく、具体的な心身の反応を暗示に盛り込むことで、この後の、実際の中イキ開発の効果が高まります。結局、あてゃさんは、正常位で3回、バックで2回、達してしまわれました(もちろん、姿勢を変えるのをお手伝いする以外に、僕は彼女には一切触れていません) しばし休憩を取った後、中イキ開発につなげるための暗示を入れて、目を開いていただきました(この時点では、催眠は解除しません)

そこから、浴室に移動し、一緒に入浴。ローション・プレイを挟んで、あてゃさんの性欲を高めていきます。浴室を出ると、あてゃさんがお土産で持ってきてくださった成城石井謹製の美味しいゼリーをいただきながら、ちょっと休憩しました(本来は、チョコレート・タイムで、チョコもお持ちいただいていたのですが、ゼリーに夢中で、すっかり失念してしまいました)

休憩を終えると、いよいよ中イキ開発に入ります・・・と、ここで、あてゃさんが一言。

「私、今でも催眠にかかってるんですか?」

そこで、瞬間催眠で落としてから、改めて深化法を入れてみると、みるみるうちに深い催眠トランスに入って行かれる、あてゃさん。

「あ・・・はい・・・分かりました(笑)」

・・・と、オイシイ反応をいただけたので、気分良くパウダー・マッサージに入っていきます。それにしても、あてゃさんのお身体の綺麗なこと! ご本人は、謙遜されまくっていましたが、バランスの取れたしなやかな肢体は、本当に魅力的です。

元々、感度は良い方だという、あてゃさんでしたが、催眠の効果もあってか、触れた瞬間から身体がビクビク痙攣されています。とにかく、どこに触れても、「気持ちいいいです」の声が漏れます。全身を隈なくマッサージし、スペンス乳腺尾部の開発に入ると、こう感想を漏らされました。

「これ、(性的に)感じるのと、ほぐされて気持ち良いのとが混ざってるみたいです」

あてゃさん、実に的確に、スペンス乳腺尾部開発の特徴を表されていますね。確かに、こんな感じだという感想を漏らされる方が多いです。そのスペンス乳腺尾部の次は、体外式ポルチオの開発に着手し、こちらも大成功で、子宮への振動で感じることを体験していただきました。

すると、もう、我慢ができなくなったのか、あてゃさんが、「下も舐めて」と懇願されます。ゆっくりと時間をかけて、舌先で愛撫を行い、クリで軽く達していただいてから、指先で膣内を刺激していきます。内側の反応も申し分なく、ここで催眠を使って感度を高め、カウントでオーガズムのタイミングをアシストします。膣内の数ヶ所のポイントへの刺激で、あてゃさんは、何度も達してしまわれました。

次に、お許しをいただいて、セックスでの中イキを試してみます。いくつかの体位を経て、最後は正常位でのフィニッシュになりましたが、指ほどではなかったものの、中でイク感覚はつかんでいただけたご様子です。

しばらく休憩を取った後、事前にリクエストのあった、拘束具&玩具プレイを試してみます。両手両足に枷を装着し、恥ずかしい姿勢で、身動きが取れないようにしてから、ウーマナイザーで、ねっとりと責め立てていきます。そして、カウントも使いながら、連続イキを体験していただいた後、これまたリクエストのあった首輪を装着すると、あてゃさんの態度が豹変しました。

急に、喘ぎ声が激しくなり、甘えた声で、こうつぶやいたのです。

「ペットになったみたい・・・ずっとこうしたかったの・・・もっと、もっと、いじめてください!」

この言葉に、僕の中の「S」スイッチも入り(笑)、バックの姿勢にしてから、首輪を紐で引っ張りつつ、ウーマナイザーに加えて、膣内にCOCOを挿入して、スパンキングを繰り返します。絶叫しながら、何度も達する、あてゃさん。僕も、我慢できなくなり、バックから挿入してピストンを重ねると、あてゃさんの口から、「あ・・・イキそう・・・イク!」の声が。最後は、再び正常位でのフィニッシュとなりましたが、バックからの寝バックへ移行した時の反応が一番強かったです。恐らくは、ポルチオ・セックスになっていたのだと思います。

再びの休憩の後、振り返りをしてみました。あてゃさんは、元々、M気質を自認しておられましたが、これまでのパートナーとの間では、ほとんどそうしたプレイをすることは無かったそうです。それだけに、首輪プレイは強烈であったようで、「あーもう、ペット扱いされて幸せ過ぎでした(笑)」と仰られていました。中イキの方は、しっかりとイク感覚を得られたとのことですが、こちらについては、まだまだ開発の余地はありそうです。傍から見れば、絶叫してイキまくっているようにしか見えないかも知れませんが、僕の感覚では、身体が起こすオーガズムの反応と、意識との間に少しだけタイムラグがあるように思えました。この辺りがより密接につながってくると、さらに深い中イキができるようになるはずです。

「何だか、私、すごい多幸感に包まれています」と、あてゃさんは仰ってくださいましたが、クリイキのある意味刹那的な快感と比較して、中イキは本当に「幸せになる」のだと、多くの女性がお話になります。その一端を体験いただけたご様子で、こちらも嬉しくなりました。

それにしても、今回の講座を通じて改めて思ったことですが、催眠がハマったときのパワーは本当に素晴らしいということです。あくまでも自分の経験値の中での話ですが、これまでに幻覚域まで女性が達成した時に、中イキ開発に失敗したことは、ほとんどありません。それだけ、中イキがメンタルに依存するものであるということが、このことからも分かります。ですが、この世の中には、幻覚域まで行けない女性の方が圧倒的に多いわけですから、そうした場合にどう対応すべきなのか、その技術を精度をこれまで以上に上げていくことが、今後の僕の課題でもあります。

最後に、催眠を解除し、ホテルを出て、お見送り先の駅まで、ずっと催眠の話をしていました。あてゃさんにとっては、催眠はかなり興味深い体験になられたご様子です。一人でも催眠好きを増やすことは、催眠に携わっている人間にとっての共通の目的でもありますから、僕にとっても、とても嬉しいことでした。

別れ際に、「緊縛にも、ちょっと興味があります」と、照れながらつぶやかれた、あてゃさん。もしかしたら、またお会いすることができるかも知れません。そのときは、もっと、もっと優しくいじめてあげますね(笑)

あてゃさん、楽しい時間をありがとうございました!

*ご感想はご本人の許可を得て、メールから転載させていただいております。プライバシー保護のために、必要に応じて修正加筆を行っている箇所もあります。

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